「GT-Rが140万円って、アリなの?」 中身はまさかの前輪駆動…外観だけ本家に寄せた一台がクロアチアから出品!

引用:日産
引用:日産

数千万円クラスのプレミアムスポーツカーが持つ地位を覆すような一台が登場した。日産「GT-R」(R35型)は2007年のデビュー以来、3.8リッターV6ツインターボエンジンと圧倒的な四輪駆動性能によって世界的な評価を確立してきたモデルだ。初期型480馬力(価格777万円〜)からスタートし改良を重ね、2025年モデルの最終型では標準仕様570馬力、「NISMO」仕様は600馬力に到達。2025年8月の生産終了時点における価格帯は1443万3000円〜3061万3000円にのぼった。

こうした本家とは対照的な位置から、クロアチア南部ドゥブロヴニク在住のユーザーが、海外の中古車市場にGT-Rの外観を模したレプリカ車両を出品し、話題を集めている。出品価格は7500ユーロ(2026年6月中旬のレートで約140万円)。これは日本の軽スーパーハイトワゴンの新車価格をも下回る水準だ。

ベースとなった車両は、欧州フォードが1998年から2002年にかけて販売していた2ドアクーペ「クーガー」。ボディサイズは全長4699mm×全幅1769mm×全高1308mmで、本家GT-Rよりひと回りコンパクトな構成となっている。出品された個体は2019年製造、2020年にリトアニアで登録されたもので、走行距離は約5000kmと比較的良好な状態を保っている。

外観にはGT-R特有のフロントグリルや丸目4灯のランプ、4本出しマフラー、大型リアスポイラーなどが配されており、一見すると本家に近いプロポーションが再現されている。ただし走行性能やメカニズムのスペックは本家とはまったく異なる。クーガーに設定されていた2.5リッターV6エンジンを搭載しているとみられ、最高出力は163ps。駆動方式は前輪駆動(FF)で、トランスミッションには6速MTが組み合わされる。内装もクーガー本来のデザインが色濃く残り、ステアリングに小さな「GT-R」エンブレムが追加されている程度にとどまる。

こうした価格差とスペックのギャップをめぐり、「外観の雰囲気は意外と捉えている」「この価格ならネタとして面白い」といった、スタイリングの割り切りと手頃さを好意的に受け止める声が相次いでおり、国内外の自動車ファンの間でユニークな話題として関心を集めている。

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