
冬場は雪や泥でナンバープレートが汚れやすく、拭く代わりに透明カバーを付けるドライバーも多い。番号が見えれば問題ないと思われがちだが、目的にかかわらず違法とされ処分の対象となる。JAFが規則を改めて取り上げたことで、日本・韓国・米国の基準の違いに関心が集まっている。

日本は最も厳しい部類に入る。道路運送車両法第19条と施行規則第8条の2第2項により、番号の識別に支障がなく汚れのない状態での表示が義務付けられ、告示で認められたフレーム・ボルトカバー以外は禁止される。2016年4月1日から基準が具体化され、無色透明のカバーも汚れ防止目的であっても装着できなくなった。

韓国は自動車管理法第10条第5項により番号板を隠す行為を禁じるが、2015年の基準緩和で覆っただけでは違法にならず、目視での隠蔽か取締カメラでの識別妨害かが基準となる。透明カバーは光の反射でカメラ認識を妨げやすい。摘発回数に応じ50万〜250万ウォンの過料、悪質な場合は懲役1年以下または300万ウォン以下の罰金も科される。

米国は連邦統一規定がなく州ごとに基準が異なるが、多くの州が識別を妨げる改変・隠蔽を禁止する。色付きカバーは20州以上で全面禁止される一方、透明カバーには比較的寛容な州も多く、マサチューセッツ州は60フィート先からの識別を義務付ける。3カ国に共通するのは、結局は番号が正しく読み取れるかどうかという点だ。