
トヨタ自動車のインドネシア製造法人「PT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia(TMMIN)」は20日、中国の車両用バッテリー企業CATLと協力してハイブリッド車(HV)用バッテリーセルとモジュールを生産すると発表した。TMMINの投資額は1兆3,000億ルピア(約120億円)で、今年下半期に輸出を開始する予定としている。
HVバッテリーのインドネシア現地生産計画
西ジャワ州に建設するCATL工場で現在輸入に依存しているHV用バッテリーセルとモジュールを生産する。TMMINは現在、同州のカラワン工場で多目的車(MPV)「キジャンイノーバゼニックス」と小型MPV「ヴェロッツ」、小型SUV「ヤリスクロス」のHVモデル用バッテリーをパッケージングしている。
セルとモジュールを現地生産することで国産化率(TKDN)を高める計画としている。TMMINはこれを通じてインドネシアの人材育成と輸入依存度の低減、自動車・部品の生産及び輸出拠点としての地位向上に寄与できると述べた。
CATLとの合弁構造と国産化の意義
CATLは傘下の寧波普勤時代を通じて車両用バッテリー製造を担当する持株会社インドネシア・バッテリー・コーポレーション(IBC)及び鉱山企業PT Indonesia Asahan Aluminium(イナルム)などインドネシア国営各企業と共同でニッケル精錬所及び電気自動車(EV)用バッテリー工場を含む一貫生産事業に乗り出している。ニッケルはHVバッテリーにも使用される。