
ホンダは、プレリュードに特別仕様車「2027 Limited Edition(リミテッドエディション)」を設定した。パワートレインはベースグレードと共通だが、専用色「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」で車体全体を包み、ボルドーの内装加飾と組み合わせることで、ベースグレードとは一線を画す雰囲気を演出している。価格は630万6,300円で、ベースグレードより12万6,500円高い。全国のHonda Carsで受注を開始しており、発売は8月20日の予定だ。
プレリュード、発売1年未満で特別仕様登場
プレリュードは2025年9月に正式発売された。発売当初のオンライン限定仕様「Honda ON Limited Edition」は、専用色「ムーンリットホワイト・パール&ブラック」の2トーンカラーにブラックのルーフ、ミラー、ホイールを組み合わせた構成だった。発売から1年も経たないうちに、ホンダはより鮮やかな色合いの新仕様を追加した。

2027 Limited Editionの核となるのが、「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」という専用外装色だ。従来のプレリュードラインナップには設定されていなかった色で、フロントアッパーグリルモールはボディと同色に統一され、バンパーのアクセントカラーも従来のブルーからレッドに変更されている。19インチの切削ブラッククリアアルミホイールの背後には、ブレンボ製レッドブレーキキャリパーが視覚的なアクセントを加えている。
ボルドーで彩られた特別な内装空間
外観と同様、内装にも手が加えられている。フロントシート、アームレスト付きコンソール、助手席側ダッシュボード(ミドルライニング)にはボルドー加飾が施され、ブラックの本革×プライムスムースコンビシートの随所にボルドーのコントラストステッチが配置されている。助手席側ミドルライニングのPRELUDE刺繍ロゴも従来のホワイトからレッドに変更されるなど、細部まで一体感のある仕上がりだ。

パワートレインはベースグレードと共通となる。2.0リッター4気筒エンジンと2モーターを組み合わせたe:HEVで、モーター最高出力は135kW(184PS)、システム総合で約200馬力級の性能を発揮し、前輪駆動を採用している。ホンダ独自のHonda S+ Shift(エスプラスシフト)もそのまま搭載されており、e:HEVのスムーズな加速感を活かしつつ、エンジン車のような有段変速のシフトフィールを体感できる制御技術だ。
現時点では日本専用仕様
現時点では日本専用仕様として発表されている。北米を含む他市場への展開可能性についてホンダはまだ公式な見解を示していない。プレリュード自体が複数の市場で販売されているため、このガーネットレッド仕様が今後他国でも展開されるかどうか、引き続き注目される。

2027 Limited Editionは、走行性能には変更を加えず、内外装のデザイン要素のみで差別化を図った仕様となっている。プレミアムクリスタルガーネット・メタリックとボルドーインテリアの組み合わせが、ベースグレードからの12万6,500円の上乗せに見合うかが問われることになる。発売の8月20日を前に、日本国内での市場反応が注目される。