車のためだと信じてやっていた3つ! 削られていたのは燃費と高価な部品の寿命

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

電子機器を搭載した車を長く快適に乗り続けたいという思いから、多くの人が独自の運転習慣を実践している。しかし車のためだと信じて続けてきたこうした習慣が、実際には正反対の結果を招くことがある。誤った常識に基づく運転は燃費を悪化させたり、高価な部品の寿命を縮めたりする原因にもなり得る。代表的な三つの習慣を挙げ、何が問題でどう運転するのが望ましいかを見ていく。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

一つ目は下り坂でN(ニュートラル)にして走る習慣だ。Dレンジでも燃料噴射は抑えられるが、Nではエンジンがアイドリングを続け燃料を多く使う可能性がある。さらにNではATFを循環させるオイルポンプが止まり、潤滑不良や油圧不足でトランスミッションを傷める恐れもある。下り坂でもDレンジを維持し、エンジンブレーキとフットブレーキを使い分けるのが望ましい。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

二つ目はエンジンを大切にしようと低回転数だけにこだわる習慣だ。市街地中心に2,000rpm以下だけで走ると、エンジン内部にすすやカーボンがたまり状態が悪化しかねない。月に一度ほど高速道路で3,000rpmあたりまで回転を上げて巡航すれば、燃焼温度が安定し堆積物を抑えられる。ディーゼル車もPM堆積を防ぎDPF再生を助けるため、時々3,000rpm程度まで回す必要がある。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

三つ目は始動後に長時間アイドリングして予熱する習慣だ。キャブレター車には予熱が必要だったが、電子制御が確立した最近のエンジンでは長時間の予熱は事実上不要だ。むしろ停車状態での長時間アイドリングは燃料を無駄にし、未燃焼の燃料がカーボンとしてたまりやすい。始動後は数十秒待つだけにとどめ、急加速を控えて緩やかに走りながら温める方が効率的だ。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

三つの習慣はいずれも「車のためだ」という善意から出発した点で共通する。だが正確な原理を知らずに感覚に頼った習慣は、燃費を悪化させたり部品の寿命を縮めたりしやすい。下り坂でのニュートラルも、低回転数へのこだわりも、過度な予熱も本来は不要だ。原理に反しない習慣を続けるだけで車のコンディションは格段に良くなり、特別な努力や費用は必要としない。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-39460738-thumb
すべてが「徹底した計算」…トヨタが意図的にプリウスの販売台数を抑えた結果、驚くべき成果が?
CP-2024-0164-39464358-thumb
摘発されれば罰金30万円なのに実態はずさん?…「危険物積載車両」の取り締まり事情
CP-2024-0164-39467710-thumb
泥道に突っ込んだトヨタ・ハイラックス?…オーストラリアで起きた驚きの出来事
CP-2024-0164-39464910-thumb
住宅街に移動式オービスを大量投入?!…9月1日から変わった生活道路の時速30キロ制限の実態
CP-2024-0164-39466786-thumb
「機械式駐車場」で起きた大惨事…油断していたトラブルの原因と、破損を防ぐための「正しい利用法」とは?
CP-2024-0164-39461619-thumb
インテグラがついに日本復帰、しかしハンドル位置は?…左ハンドルのまま導入するホンダの内情
CP-2024-0164-39460157-thumb
人気SUVモデルも「屈した」…米国市場を席巻した日本のハイブリッドセダン2車種
CP-2024-0164-39465548-thumb
日本で7年ぶりに復活した三菱の新型「パジェロ」…SUV市場の大きな変化を予感させる中、「なぜ今登場するのか?」を分析