航続距離600kmで価格はなんと299万円から!マツダの豪華な新型EVセダン「EZ-6」が中国で勝負

ヒュンダイ・ソナタのライバル復活

マツダが新型EVセダン「EZ-6」を中国で発売

詳細スペックと価格が明らかに

引用:AutoPro

マツダが中国市場に投入する新型セダン「EZ-6」。この車両は北京モーターショーで初披露された。当時は詳細な情報が明かされず、ソナタクラスのセダンという点のみが判明していた。このほど、マツダはEZ-6の価格や仕様など、具体的な情報を公表した。

マツダのフラッグシップセダン「マツダ6」の精神を受け継ぐEZ-6。EVモデルに加え、航続距離延長型EV(EREV)モデルの同時展開も発表された。車両の詳細から、その実力を探る。

引用:Mazda
引用:AutoPro

なめらかなフォルム

充実の装備

フロントマスクは、LEDヘッドランプに囲まれたワイドグリルが印象的。全体的なデザインは直線的な造形を抑え、流麗なシルエットを強調。フラッシュタイプのドアハンドルを採用したフレームレスドアが高級感を演出している。

装備面では、パノラマガラスルーフと空力性能を追求した19インチアルミホイールを採用。薄型のライトバーで連結された雨滴感知ワイパーと、スリムなテールランプを備える。上級グレードではアクティブリアスポイラーと電動バックドアを標準装備。バックドアは音声操作にも対応する。

引用:Mazda
引用:Mazda

カムリを上回る全長

上級グレードは装備充実

全長4,921mm、ホイールベース2,895mmで、トヨタのカムリを約5mm上回る。室内は10.1インチのデジタルメーターと14.6インチの浮遊式マルチディスプレイを採用し、視認性を高めている。大画面採用は中国市場のニーズを反映したものだ。

随所に設けられた収納により使い勝手を向上させ、ナッパレザーの採用で質感を高めている。室内装備は、デュアルゾーンエアコン、6スピーカーオーディオ、50W対応ワイヤレス充電器などを搭載。上級グレードではシートヒーター・ベンチレーション、ステアリングヒーターなどを装備する。

引用:Mazda
引用:Mazda

EVとEREVをラインナップ

価格と性能のバランスを重視

パワートレインは当初予想されたハイブリッドではなく、電動システムを採用。後部に56.1~68.8kWhのリン酸鉄リチウムバッテリーを搭載し、最高出力258PSを発揮する。EVモデルは一充電走行距離約480km、EREVモデルは約600kmを達成した。

EREVは1.5リッター直4エンジンと電気モーターを組み合わせ、システム総出力312PSを実現。価格はEVモデルが15万9,800元(約342万円)から、EREVが13万9,800元(約299万円)からとなっている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0397-33808325-thumb
トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
CP-2025-0055-33778761-thumb
クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
CP-2025-0057-33785918-thumb
関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
CP-2025-0055-33781613-thumb
「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
CP-2023-0065-33774762-thumb
トヨタが支配した市場に乱入、80台限定トライトン・サバナの“戦闘宣言”
CP-2023-0065-33848058-thumb
謎の“3台シルエット”出現!トヨタが隠していた真の後継機はどれだ
CP-2023-0065-33761845-thumb
「高速走行後の1分サボりが愛車を壊す」最新ターボ車でも進む焼き付きの真実
Depositphotos_685430238_L (1)
トランプ「新車は安くなる」燃費規制を“大幅緩和”…EV時代に急ブレーキ
  • アクセスランキング

    トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
    クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
    関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
    「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
    トヨタが支配した市場に乱入、80台限定トライトン・サバナの“戦闘宣言”
    謎の“3台シルエット”出現!トヨタが隠していた真の後継機はどれだ
    「高速走行後の1分サボりが愛車を壊す」最新ターボ車でも進む焼き付きの真実
    トランプ「新車は安くなる」燃費規制を“大幅緩和”…EV時代に急ブレーキ
    「四輪同時交換は無意味だった?」プロが隠してきたブレーキパッドの真実
    日産、ついに“中国勢”へ反撃開始!豪州ピックアップ戦争にPHEV投入

    最新ニュース

    CP-2023-0397-33808325-thumb
    トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
    CP-2025-0055-33778761-thumb
    クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
    CP-2025-0057-33785918-thumb
    関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
    CP-2025-0055-33781613-thumb
    「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
    CP-2023-0065-33774762-thumb
    トヨタが支配した市場に乱入、80台限定トライトン・サバナの“戦闘宣言”
    CP-2023-0065-33848058-thumb
    謎の“3台シルエット”出現!トヨタが隠していた真の後継機はどれだ

    主要ニュース

    CP-2024-0164-33864948-thumb
    「四輪同時交換は無意味だった?」プロが隠してきたブレーキパッドの真実
    CP-2023-0065-33751949-thumb
    日産、ついに“中国勢”へ反撃開始!豪州ピックアップ戦争にPHEV投入
    CP-2025-0248-33835052-thumb
    トヨタV8の最終進化か…2000GTとLFAが震えた新型GR GTの“禁断ハイブリッド”
    CP-2023-0065-33748718-thumb
    ほぼ全ドライバーが知らない“長押しだけで生還できる”非常操作
    CP-2022-0212-33723526-thumb
    「日本の最後の砦が揺れた」中国がガソリン車まで奪取へ…2025年は逆転元年か
    CP-2023-0065-33758896-thumb
    「脱出“ゼロ秒”の罠」電動ドアが沈黙、炎上モデル3が示したEV最大の死角