
米国で50万人を超えるスバル車の所有者がリコール通知を受ける。複数車種が誤った表示ラベルを付けた状態で生産されていたためだ。部品の不具合ではなく、対応方法も比較的簡単だ。

米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の通知によると、対象は大型SUVのアセント(2019~2026年式)、クロストレック ハイブリッド(2026年式)、フォレスター(2025~2026年式)、フォレスター ハイブリッド(2025~2026年式)の4車種。合計54万1,237台に上る。

原因は、対象車両に誤った定格総軸荷重(GAWR)ラベルが付けられたまま出荷されたことだ。連邦自動車安全基準(FMVSS)に適合しない状態となった。ラベルの数値が実際より高く誤記されていると、運転者が過剰な荷物を積み、過積載により制動性能や走行安定性が低下、事故の危険が高まる恐れがある。

対象車両でも複雑な整備は不要。スバルは修正済みラベルを無料で郵送し、希望すればスバル正規販売店での貼り付けも可能だ。1回目の案内書は8月25日発送、修正ラベル準備後に2回目を送付する。米国では韓国の起亜がテルライドSUV 46万3,000台を、フォードも駐車時の意図せぬ動きの恐れがあるパーキング機構の不具合で74万1,000台をリコールするなど、大型リコールが相次いでいる。