「驚きの新技術」を宣言…発売予告のレクサス次世代EV、ついに採用される「ギガキャスティング」とは?

トヨタとレクサスは出遅れたものの、電気自動車(EV)のラインアップを大幅に拡充してきた。その中でも重要なモデルの一つが、2027年秋に生産を開始すると報じられている。日経アジアによると、レクサスは上海の新工場で次世代EVを生産する予定だ。現時点でモデルの詳細はほとんど明らかになっていないが、「複数のアルミ製車体部品を一つの大型部品として一体成形するギガキャスティングなど、最先端技術を用いて製造される」クロスオーバーになるという。

ギガキャスティングはテスラが先駆けて採用し、その後、自動車業界全体へ徐々に広がっている技術だ。今後登場するフォード・ファゾムにも採用される予定で、大幅な軽量化が期待されている。レクサスの次世代EVでも、ギガキャスティングによって航続距離が「数%」伸びる可能性がある。

トヨタは通常、最先端の生産技術を日本や米国の工場で先行導入するが、今回のレクサスは「異例のケース」とされている。中国ではEVが市場の主流となる一方、レクサスは苦戦しており、2025年の販売台数は18万2,458台にとどまった。これに対し、同年の米国販売台数は37万260台だった。

レクサスは、このモデルの生産初年度に月間約1,000台を生産する計画だと報じられている。その後は生産規模を年間「数万台」にまで拡大する予定だ。今回のモデルは中国専売車になるとみられており、レクサスにとっては従来とはやや異なる展開となる。

現在のレクサスのラインアップには、NX、RX、GX、LXといったSUVに加え、ES、LS、LM、RZなどがそろう。その中でRZは、EVが事実上不可欠となっている中国市場において、ブランド唯一の電気自動車となっている。

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