首席エンジニアもCEOも認めたRAV4ピックアップ、公式否定の裏で動くトヨタの本音

RAV4首席エンジニアも認めたモノコックピックアップの魅力 トヨタ内部で関心高まる

RAV4ピックアップ 引用:Theottle
引用:Theottle

トヨタのRAV4首席エンジニアが、RAV4をベースにしたピックアップトラックを「かなり魅力的な市場」と公に認め、自動車業界の注目を集めている。公式な開発計画はないとしながらも、トヨタ北米法人トップも同様の見解を示したことで、モノコック構造ピックアップ登場への期待が高まっている。

首席エンジニアが語ったRAV4ピックアップへの本音

新型RAV4がオーストラリアで発売されたなか、同モデルの首席エンジニア・太長根嘉紀氏はオーストラリアの自動車専門メディアDriveとのインタビューで、RAV4ベースのモノコックピックアップについて率直な見解を明かした。太長根氏は「率直に認めよう。モノコックピックアップ市場はかなり魅力的だ。公式な計画やモノコックピックアップの開発に関わる事項はない。だが、心の奥底では、私たち全員が『面白いのではないか』と思っている」と述べた。フォード・マーベリックのような乗用車プラットフォームを基にしたコンパクトピックアップ市場に対するトヨタ内部の関心が伺える発言だ。

引用:Theottle
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コンパクトピックアップへの需要、トヨタ北米法人トップも言及

先月、トヨタ北米法人の社長兼CEOである小川哲男氏もコンパクトピックアップモデルへの需要を公式に言及した。小川CEOは「コンパクトピックアップトラックの需要?確かに存在する。RAV4ベースのピックアップは我々にとって機会だ。ディーラーも待っている。今すぐ必要だという声もあるが、時間がかかる」と語った。

トヨタはすでにカローラクロスのプラットフォームを基にしたコンパクトピックアップを南米市場に投入する計画を持っており、コンパクトピックアップ分野への全社的な関心が単なる発言にとどまらないことを示している。

引用:Theottle
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ブランド実績を背景に、参入機会を探るトヨタ

もちろん、RAV4ベースのピックアップが成功する保証はない。コンパクトピックアップ市場では先行モデルが苦戦を強いられた例もある。一方でトヨタは、北米市場での高いブランド認知とタコマ・タンドラを通じて積み上げてきたピックアップラインナップの実績を持つ。こうした背景が、コンパクトモノコックピックアップへの参入にあたっての強みになると見られている。

引用:ヒョンデ
引用:ヒョンデ

トヨタがRAV4ピックアップへの内部的な関心と市場需要を認めたことは明確なシグナルだが、すぐに発売確定を意味するわけではない。太長根氏と小川CEOはいずれも可能性への共感を示しながらも、「公式計画はない」という線を明確に引いた。フォード・マーベリックが先行するコンパクトピックアップ市場で、トヨタがいつ参入を決断するか注目が集まっている。

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