「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか

【引用:メルセデス・ベンツ】メルセデス・ベンツが象徴的SUVであるGクラスのカブリオレモデルを開発中であることを公式に明らかにした。現在プロトタイプは北欧で極寒耐久テストの真っ只中にあり、オープントップSUVという特殊な構成で信頼性と実用性の両立を検証している。伝統的オフローダーであるGクラスが、開放性という新たな価値軸に踏み出した点は、単なる派生モデル以上の意味を持つ動きと言える。

【引用:メルセデス・ベンツ】今回のGクラス・カブリオレは、既存ラインナップの延長ではなくブランド価値拡張を目的とした戦略モデルと位置づけられている。現行Gクラスは直列6気筒ガソリンおよびディーゼル、高性能V8を搭載するAMG仕様、さらにEVのG 580 with EQ Technologyまで幅広い構成を揃えるが、オープントップはそのどれとも異なる情緒的訴求を担う存在となる。メルセデス側も「特別なGクラス体験」を強調しており、数量限定のスペシャルエディションとして展開される可能性が高い。

【引用:メルセデス・ベンツ】構造面ではGクラスの核心であるラダーフレームをベースに、オープントップ化に対応した追加補強が施されている。ボディ剛性確保は最大の課題だが、3つのデフロック、ローギアードトランスファー、アクティブダンパーサスペンションといった本格オフロード機構は維持される見込みだ。さらにMBUXを基盤とした最新オフロードインターフェースや、路面を可視化する透明ボンネット機能の採用も示唆されており、走破性と先進性の両立が図られる。

【引用:メルセデス・ベンツ】開発テストはオーストリアの生産拠点周辺で初期走行を行った後、スウェーデンへ移動し極寒環境下で継続されている。氷点下での走行性能だけでなく、ソフトトップの耐久性や密閉性、車内快適性まで含めた総合検証が行われているという。外観ではリアウインドウの縮小、センター配置された第3ブレーキランプ、太く処理されたCピラーなど専用デザインが確認され、通常モデルとの差別化が明確になりつつある。

【引用:メルセデス・ベンツ】パワートレインは既存Gクラスと共通化される可能性が高く、3.0リッター直列6気筒ターボは最高出力約443hp、4.0リッターV8ツインターボは約577hpといった構成が想定される。生産台数や正式発表時期は未定だが、北欧テスト後に耐久・衝突安全・ルーフ機構の最終検証を経て、早ければ2026年以降に姿を現すと見られる。Gクラスは今、堅牢性の象徴からライフスタイルアイコンへと進化の幅をさらに広げようとしている。

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