ルノー「クリオ」13年ぶりのフルモデルチェンジ…全長+7cm・29種の運転支援で欧州再攻勢

IAAモビリティで新型公開
全長+7cm・29の先進機能
3種パワートレインを採用

引用:YouTubeチャンネル「AutoBox」
引用:YouTubeチャンネル「AutoBox」

ルノーがドイツで開催された2025 IAAモビリティにて、6代目となる新型クリオを披露した。今回のモデルは約13年ぶりのフルモデルチェンジであり、デザインから技術に至るまで大幅な刷新が図られた。

クリオは欧州を代表するコンパクトハッチバックのひとつで、これまでの世代でも高い販売実績を誇ってきた。6代目となる新型はその伝統を継承しつつ、ハイブリッドを中心とした多様なパワートレインと先進の運転支援技術を導入することで、最新トレンドを反映したモデルへと進化している。

引用:YouTubeチャンネル「Autogefühl」
引用:YouTubeチャンネル「Autogefühl」

新型クリオは車体全長が従来モデルより約7cm延長され、外観はよりシャープでスポーティなプロポーションを得た。フロントは薄型LEDヘッドライトと大型ダイヤモンドロゴを強調したグリルで一新。バンパーは空力性能を考慮した攻撃的なデザインを採用し、リアには細身のテールランプと新造形のバンパーを組み合わせて洗練された印象を演出している。

また、フロントおよびリアに最新のルノーファミリーフェイスを採用し、ブランドアイデンティティをより強調。ホイールデザインも一新され、上級グレードでは大径アロイホイールを装着。全体として新型クリオは「小さくても存在感のあるハッチバック」へと進化したといえる。

引用:YouTubeチャンネル「crospotter13」
引用:YouTubeチャンネル「crospotter13」

パワートレインはガソリン、ハイブリッド、LPGの3種類を設定。このうちE-TECフルハイブリッド(160馬力)モデルはCO2排出量を89g/km以下に抑え、市街地走行時の約80%を電気モードで走行可能としている。

インテリアには10インチのデュアルディスプレイとGoogleベースのインフォテインメントシステムを採用。上級トリムでは最新のコネクテッド機能も搭載され、コンパクトハッチバックながら大型車並みのデジタル体験を提供する仕様となっている。

安全装備の充実度も見逃せない。上級グレードでは最大29種類の運転支援システム(ADAS)を備え、車線維持支援、緊急ブレーキ、駐車支援など幅広い機能を網羅している。

ルノーは6代目クリオの投入を通じ、欧州市場でのプレゼンスをさらに強化する構えだ。正式な市場導入は地域ごとに順次開始され、主要市場では2025年末から販売が始まる見込み。新型クリオは「日常をスポーティに彩る欧州ハッチバック」として、新世代ユーザーの心をつかむ存在になりそうだ。

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