「まだ終わらせない」トヨタの切り札GR GT、V8ハイブリッドが選ばれた理由

【引用:トヨタ】トヨタは次期スーパーカーGR GTに搭載される新型4.0LツインターボV8ハイブリッドエンジンの中核構造と目標性能を公開した。2000GT、レクサスLFAに続くヘイローカーの系譜を現代的に再構築するプロジェクトであり、GR GTは高出力内燃機関と電動化を融合させたトヨタの次世代フラッグシップとして位置付けられる。LFA以来およそ15年ぶりとなる正統派スーパーカー開発が、いよいよ具体像を伴って動き出した形だ。

【引用:トヨタ】新開発V8はオーバースクエア設計を採用し、高回転対応と耐久性を重視した構造となる。ボアを拡大しストロークを抑えることで回転上昇性を高め、かつて開発が凍結されたLC F向けV8をベースに全面的な再設計が施された。コンロッド、ピストン、クランクシャフトはいずれも鍛造品で統一され、高負荷・高温環境での連続走行を前提としたスーパーカー仕様が与えられている。

【引用:トヨタ】目標出力はシステム総合で約472kW、最大トルクは627lb-ftに設定された。ターボチャージャーはエンジンバンク内側に配置するホットVレイアウトを採用し、過給レスポンスと熱効率を両立する。燃料供給はポート噴射と直噴を組み合わせたD-4システムを採用し、走行状況に応じて最適な燃焼制御を行う。また潤滑方式にはドライサンプを採用し、低重心化と高回転域での安定した油圧確保を実現した。

【引用:トヨタ】車両レイアウトは前後重量配分45対55を目標とし、8速プラネタリー式ATを車体後方に配置するトランスアクスル構成を採用する。エンジンとトランスミッションはカーボン製トルクチューブで結ばれ、トルクコンバーターは湿式クラッチ式ランチコントロールに置き換えられた。電気モーターはトランスミッション前方に組み込まれ、加速性能と制御性の両立を狙う。GR GTはトヨタが再び世界のスーパーカー市場に本気で挑むことを示す象徴的存在であり、今後明かされる量産仕様の続報に注目が集まる。

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