EVセダンの「新定番」登場!マツダ6e、EVセダン業界を一変させるデザインと価格で大注目

選択肢が広がるEVセダン
マツダ6e登場で業界が注目
その理由とは

引用:マツダ
引用:マツダ

最近、キアの電気自動車「EV4」が注目を集めている。手頃な価格帯と、まだ選択肢が少ないセダン型のEVという点が話題になっている。SUVベースのクロスオーバーEVが増え続ける中、セダン型の新車登場は間違いなく歓迎されている。最近では国内メーカーからもセダン型のEVが登場し、注目を集めている。

その代表格がマツダ6eだ。中国で生産されるマツダ初のセダン型EVとして、先日欧州で販売を開始した。攻めのラインアップとEV4に引けを取らない洗練されたデザインが特徴だ。国内でも注目されているが、どのような特徴を持つモデルなのか、簡単に見てみよう。

引用:YouTube「crospotter13」
引用:YouTube「crospotter13」
引用:マツダ
引用:マツダ

セダン特有の流麗なシルエット
アイオニック6と同等のサイズ感

マツダ6eはダイナミックな外観デザインが特徴的だ。マツダの「魂動デザイン」を基に、セダンならではの優雅なプロポーションを実現している。ヘッドライトと共に発光するグリルが未来的な雰囲気を漂わせ、低く抑えられたルーフラインやフレームレスドア、アクティブリアスポイラーがスポーティさを引き立てる。

ボディサイズは全長4,921mm、全幅1,890mm、全高1,491mm、ホイールベース2,895mmで、中型セダンに位置付けられる。現代自動車のアイオニック6とほぼ同じサイズ感で、全長は約7cm長く、ホイールベースは約6cm短い。全幅と全高は1cm以内の差でほぼ同等となっている。

引用:マツダ
引用:マツダ
引用:マツダ
引用:マツダ

高級感あふれる室内
満充電で最大555km走行可能

室内は高級素材をふんだんに使用し、実用的で上質なレイアウトが特徴だ。広いパノラマガラスルーフとフローティングセンターコンソールが、空間に開放感を与えている。また、ドアトリムからダッシュボードにかけて革のステッチが施され、細部にまでこだわりが感じられる。10.2インチの拡張現実デジタルメーター、14.6インチのセンターディスプレイは、運転者に直感的な情報提供を行う。

パワートレインは2種類が用意される。ベーシックモデルは68.8kWhのバッテリーを搭載し、最大出力258馬力のシングルモーターで後輪を駆動する。1回の充電でWLTP基準で483kmの走行が可能だ。長距離モデルは80kWhのバッテリーと244馬力にチューンされたモーターを搭載し、最大555kmの航続距離を実現。両モデルとも32.6kgf・mのトルクを発揮し、200kWの急速充電に対応している。

引用:マツダ
引用:マツダ
引用:YouTube「crospotter13」
引用:YouTube「crospotter13」

マツダ6eの競争力と
主要な競合モデル

価格も非常に攻撃的だ。欧州価格で43,775ユーロ(約707万円)からスタートし、これはキアのEV6や現代自動車のアイオニック6の欧州価格を下回る。さらに、マツダは新車発売に合わせて4,210ユーロ(約68万円)の割引を行っており、この割引を適用するとEV6との価格差は約100万円以上となる。

業界では、マツダ6eがアイオニック6やテスラのモデル3とも競合するのではないかと予測されている。発表された仕様から見ると、十分な競争力を備えていると言えるだろう。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-32881826-thumb
【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
CP-2024-0164-32881937-thumb
ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
CP-2022-0212-32776337-thumb
「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
CP-2023-0186-32787251-thumb
「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
CP-2023-0065-32790861-thumb
「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
CP-2025-0133-32775100-thumb
「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった
CP-2023-0397-32774813-thumb
【ジープ】「リーコン モアブ」発表へ…ブラックアウトで武装した本格“オフロードEV”
CP-2024-0164-32881903-thumb
ランドローバー「D7X-R」初公開…サハラで示した“競技用ディフェンダー”の真価
  • アクセスランキング

    【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
    ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
    「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
    「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
    「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
    「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった
    【ジープ】「リーコン モアブ」発表へ…ブラックアウトで武装した本格“オフロードEV”
    ランドローバー「D7X-R」初公開…サハラで示した“競技用ディフェンダー”の真価
    トヨタ「RAV4」にTRDプロの可能性…AutoYaの“仮想レンダリング”が話題
    【2026新型】ドゥカティ「パニガーレV4R」とトライアンフ「TF 450-X」、レースシーンを沸かせる2大ブランドの進化形

    最新ニュース

    CP-2024-0164-32881826-thumb
    【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
    CP-2024-0164-32881937-thumb
    ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
    CP-2022-0212-32776337-thumb
    「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
    CP-2023-0186-32787251-thumb
    「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
    CP-2023-0065-32790861-thumb
    「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
    CP-2025-0133-32775100-thumb
    「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった

    主要ニュース

    CP-2024-0164-32881810-thumb
    トヨタ「RAV4」にTRDプロの可能性…AutoYaの“仮想レンダリング”が話題
    CP-2023-0397-32754255-thumb
    【2026新型】ドゥカティ「パニガーレV4R」とトライアンフ「TF 450-X」、レースシーンを沸かせる2大ブランドの進化形
    CP-2022-0212-32757671-thumb
    レクサス「LS」36年の歴史に終止符、250台限定「ヘリテージエディション」で有終の美
    CP-2022-0212-32757667-thumb
    アウディ「Q9」5.2m級フラッグシップSUV…Q7・Q8を超える“真の頂点”が2026年登場
    CP-2022-0212-32757669-thumb
    【新技術】ヤマハ、電動バイクに「擬似エンジン」 …失われた鼓動感を取り戻す革新的アプローチ
    CP-2023-0051-32770548-thumb
    日産「リーフ」、米国で集団訴訟に直面…バッテリー過熱リスクが再燃