「トヨタなら安心」と思って選んだのに! ハイランダーには、油圧警告灯が点いた瞬間にエンジンを丸ごと失いかねない不具合があった

【引用:トヨタ自動車】トヨタのハイランダーは、実用的で信頼性の高いモデルとして長年支持されてきた。ただ、どれほど信頼性の高い車両であっても弱点はある。とりわけ納車から5年以上が経過した個体では、消耗品の交換で済まない不具合が報告されている。中古で検討するなら、どの年式にどんな問題が出ているのかを事前に把握しておきたい。すべての個体で起きるわけではなく、相当数はリコールや保証の延長で対応されている。代表的な問題を5つ、順に取り上げる。

【引用:トヨタ自動車】最も深刻なのはオイルラインの破裂だ。3.5リッターV6モデルでオイルクーラーラインが破裂すると、油圧警告灯が点灯してオイルが漏れ、油圧が急激に低下する。オイルがピストンやバルブトレインに行き渡らなくなれば金属同士が擦れ合って激しく発熱し、最悪の場合はエンジン全体を損傷させる。2008〜2011年型の標準モデルと2011年型のハイブリッドが対象となり、トヨタは約53万3,500台について保証期間を延長した。次に挙がるのが燃料ポンプの不具合だ。主に2017〜2019年型で、ポンプが燃料圧を保てず、始動できなかったり高速走行中に停止したりする恐れがある。2020年には2回のリコールが実施され、1回目は183万台、2回目は150万台以上に上った。

【引用:トヨタ自動車】安全に直結する欠陥もある。2020〜2021年型では助手席の乗員検知システムが短絡し、エアバッグが作動できる状態にならないとして約100万台がリコールされた。2023年型ではケーブルの接続不良で運転席エアバッグに信号が伝わらない不具合が確認され、それぞれ別のリコールが実施された。トランスミッションの故障も深刻だ。アイシン製の8速AT(UA80)を積むハイランダーでは、「死の異音」と呼ばれる金属的な摩擦音とともに、ギアの滑りや変速不良、出力の喪失が現れる。リコールは実施されておらず、2025年に起こされた集団訴訟が続いている。交換費用は約8,000ドル(約130万円)に達する。

【引用:トヨタ自動車】最後は酸素センサーの早期故障だ。不具合のあるセンサーは排気ガス中の酸素濃度を正しく測れず、エンジンが正常なクローズドループ制御に入れなくなる。その結果、エンジン警告灯が点灯し、燃料が過剰に噴射されて混合気が濃いまま走り続けることになり、性能は大きく落ちる。リコールはまだ出ていないが、早期故障の事例は広く報告されている。ハイランダーは全体として信頼できるモデルだが、致命的な損傷から安全上の問題、性能低下まで幅がある。中古で購入する際は年式ごとの不具合とリコール履歴を必ず確認し、思わぬ出費を避けたい。

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