
日産、3代目「リーフ」ベースの初NISMOモデル「リーフNISMO」発表 最高出力160kW
日産は2026年7月22日、新型クロスオーバーEV「リーフ」をベースにした高性能モデル「リーフNISMO」を発表し、同日より発売を開始した。
リーフは2010年の初代モデル発売以来、世界累計販売台数が約70万台に達する日産の代表的な電気自動車だ。2026年1月に日本で発売された3代目モデルは、従来のハッチバック形状から一転、クーペスタイルのクロスオーバーSUVへと大きく姿を変え、新世代EV専用プラットフォームを採用したことで航続距離や走行性能、先進技術を大幅に底上げした。ハッチバック仕様だった2代目リーフにもNISMOモデルは存在したが、ベース車の生産終了に合わせて2025年秋頃に生産を終えている。
今回登場したリーフNISMOは、3代目リーフをベースに、日産のEV開発技術とモータースポーツブランドNISMOのノウハウを融合させた最新のロードカーだ。「駿足のインテリジェントスポーツクロスオーバー」をコンセプトに、専用チューニングが施されている。
ボディサイズは全長4415mm、全幅1810mm、全高1550〜1565mm、ホイールベース2690mmで、ベースモデルより全長が55mm延長された。外観は「性能向上のためのデザイン」という方針のもと設計されている。エアガイド機能付きの専用コーナーフィニッシャーと専用ドアロアフィニッシャー、船底形状のアンダースポイラーを備えた専用リアバンパー、ダックテール形状のバックドアスポイラーを装備し、空気抵抗を悪化させることなくダウンフォースを獲得しているのが特徴だ。ボディ全体にはレッドアクセントカラー「アルテリアマグマ」を採用し、グロスブラック仕上げのドアミラーにもレッドラインを入れた。ボディカラーは既存の4色に専用色のNISMOステルスグレーなど2色を加えた計6色が用意されている。
インテリアはブラックを基調にレッドアクセントを加えた。専用のパワーメーターやインストルメントパネル周りのフィニッシャー、パワースイッチを新たに採用したほか、テーラーフィット巻きステアリングにはレッドセンターマークとレッドステッチを施した。フロントシートにはレッドパーフォレーションとNISMOロゴの刺繍をあしらっている。無段階調整可能なパワーリクライニング機能を備えたNISMO専用チューニングのRECARO製スポーツシートを選べるグレードも設定された。
サスペンションはスプリングやスタビライザーはもちろん、メンバーブッシュの一部まで専用部品に変更し、スイングバルブ式ショックアブソーバーを採用した。タイヤはミシュランPilot Sport 5(235/45R19)、ホイールはエンケイ製19インチアルミホイールを組み合わせている。
ドライブモードはSTANDARD・ECO・SPORTの全モードに専用チューニングが施され、このうちSPORTモードは「NISMOモード」として設定された。特にEVベースのNISMOモデルとしては初めて回生ブレーキコントロールパドルを搭載し、Lv.1からLv.4まで細かく調整できるよう専用チューニングが施されている。
パワートレインは2種類。「B5 NISMO」は最高出力130kW、最大トルク345Nmを発生し、「B7 NISMO」とRECAROシートを装着した「B7 NISMO RECARO装着車」は最高出力160kW、最大トルク355Nmを発揮する。駆動方式はすべて2WDだ。
価格(消費税込)は、B5 NISMOが660万1100円、B7 NISMOが695万2000円、B7 NISMO RECARO装着車が722万7000円となっている。