
2026年上半期、トヨタは世界販売539万台を記録し、グローバル首位の座を守った。フォルクスワーゲングループの413万台を100万台以上引き離し、上半期として7年連続の世界首位となった。競争がますます激しさを増す完成車市場でこれほどの差を維持し続けたことは、トヨタの底力が依然として揺るぎないことを示している。

内訳を見ると明暗が分かれた。国内販売は4.4%増の110万台と安定した伸びを見せた一方、海外は4.5%減の430万台にとどまった。特に中国は17.1%減の69万4,670台、中東も21.6%減と大きく落ち込んだ。一方、北米は0.9%増の145万台とわずかに上昇し、堅調な国内需要が海外の不振をある程度相殺した。

今回際立ったのは電動化部門だ。ハイブリッドを含む電動化モデルの販売は9.1%増の271万台となり、トヨタ全体で最も力強い成長の原動力となった。純電気自動車(BEV)は前年比2.4倍の19万3,172台を売り上げ、上半期として歴代最多記録を更新した。全体販売に占める割合はまだ大きくないが、成長のスピードは際立っている。

全体の販売量は2025年比2.8%減少したものの、トヨタは世界市場での確固たるリーダーシップを少しも失っていない。ただし中国をはじめとする主要市場の不振は、依然として業績全般への圧迫要因として残っている。堅調な国内需要と急速に成長する電動化という二つの柱で王座を守る中、低迷する海外市場の立て直しがトヨタの次なる課題となる。