テスラ「モデルYジュニパー」新規認証資料公開!走行距離500km超えで予想を上回る進化、ロボコップ風デザイン&サイバートラックとの共通点も話題

「モデルY」の新規認証資料

常温複合最大500kmと

既存の予想を上回る走行距離

引用:Reddit

テスラが新車を電撃公開し、世界中のネットユーザーの注目を集めた。これはモデルYジュニパーの予想外の発表だったが、環境省にモデルYジュニパーと思われる車両の1回充電走行距離が認証され、話題を呼んでいる。一般RWDスタンダードモデルは常温複合400kmで認証され、ロングレンジモデルは常温複合500kmで認証された。

これらの結果は従来予想されていたロングレンジの476kmを上回る認証結果となった。電気自動車の経験者なら、走行可能距離10kmの差でさえ大きな意味を持つことを理解しているだろう。既存のモデルYと比べても改善された走行距離が示され、テスラが電気自動車市場のリーダーであることを改めて証明したと言える。

引用:Pimp My EV
引用:InsideEVs

実際の走行環境とは異なるが

参考資料としての役割を果たす認証

実際、内燃機関の車でも公式燃費は単なる参考値に過ぎなかった。自動車という機械は運転者の習慣や環境によって大きく変わるものだからだ。公式燃費が10km/lの車でも実際の燃費が5km/lの人もいれば15km/lの人もいる。

実際の走行環境でどのような性能を発揮するか注目されるが、電費とも呼ばれる1回充電走行可能距離はあくまで参考値だ。密度の低いLFPバッテリーを使用しているため低温性能が劣る点は残念だが、実走行では認証結果を上回る走行距離を示す可能性も十分にある。

引用:Reddit
引用:Note Book Check

一見ロボコップを思わせるデザイン

サイバートラックの流れ?

モデルYジュニパーのデザインを見ると、フロントのデイタイムランニングライトが水平に長く伸び、まるでロボコップのような印象を与える。一部では現代自動車のシームレスホライゾンランプに似ているとの意見もあったが、モデルYのデザインはテスラが以前公開したサイバートラックとの関連性が強いように見える。

リアデザインは非常に独特でトランクの開閉方法に興味を持つネットユーザーも多かった。また、最新のモビリティ市場のデザイントレンドに合わせて従来のT型エンブレムではなく「TESLA」の文字エンブレムが採用されている点も注目される。これはテスラだけでなく、世界中の自動車メーカーで見られるトレンドとなっているようだ。

引用:Tesla
引用:InsideEVs

内装の変更点は少なく

価格設定に注目

内装はテスラらしくほとんど変更点が見られない。テスラの特徴としてステアリングホイールの後ろに計器パネルはなく、シンプルなダッシュボードに大型ディスプレイのみが配置されている。この点は新型モデルでも既存モデルと大差なく、時には消費者の不満の種となることもある。

現在、テスラの公式サイトではモデルYジュニパーの発売を記念した限定モデル「ローンチシリーズ」の予約受付が行われている。これはAWDロングレンジ仕様だが、RWDモデルも認証されたことから、近い将来スタンダードモデルも市場投入されるのではないかと期待がされている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-32485079-thumb
「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発
CP-2024-0164-32484001-thumb
ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も
CP-2024-0164-32484018-thumb
テスラ神話崩壊!米EVシェア「80%→38%」大暴落…フォード・GM・中国勢が王座に牙を剥く
CP-2023-0273-32459007-thumb
【IAA2025】ミュンヘン市街がモーターショー会場に…VW・メルセデス・BYDが最新EVと未来技術で激突
CP-2023-0082-32443303-thumb
欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開
CP-2024-0164-32464362-thumb
ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT
CP-2024-0164-32464356-thumb
【IAA 2025】シュコダ新型EV「エピック」公開 2026年発売へ、440万円からのエントリーSUV
CP-2024-0164-32464353-thumb
トルコEVブランドTogg「T10F」欧州デビュー…航続623kmでモデル3に挑む
  • アクセスランキング

    「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発
    ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も
    テスラ神話崩壊!米EVシェア「80%→38%」大暴落…フォード・GM・中国勢が王座に牙を剥く
    【IAA2025】ミュンヘン市街がモーターショー会場に…VW・メルセデス・BYDが最新EVと未来技術で激突
    欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開
    ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT
    【IAA 2025】シュコダ新型EV「エピック」公開 2026年発売へ、440万円からのエントリーSUV
    トルコEVブランドTogg「T10F」欧州デビュー…航続623kmでモデル3に挑む
    【新型】BMW「iX3」、航続805km&469馬力!ノイエクラッセ初採用で次世代EV革命
    BMW新型iX3に初搭載された「パノラミックビジョン」…ノイエクラッセが示す次世代UIの全貌

    最新ニュース

    CP-2024-0164-32485079-thumb
    「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発
    CP-2024-0164-32484001-thumb
    ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も
    CP-2024-0164-32484018-thumb
    テスラ神話崩壊!米EVシェア「80%→38%」大暴落…フォード・GM・中国勢が王座に牙を剥く
    CP-2023-0273-32459007-thumb
    【IAA2025】ミュンヘン市街がモーターショー会場に…VW・メルセデス・BYDが最新EVと未来技術で激突
    CP-2023-0082-32443303-thumb
    欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開
    CP-2024-0164-32464362-thumb
    ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT

    主要ニュース

    CP-2025-0057-32373538-thumb
    【新型】BMW「iX3」、航続805km&469馬力!ノイエクラッセ初採用で次世代EV革命
    CP-2023-0066-32367672-thumb
    BMW新型iX3に初搭載された「パノラミックビジョン」…ノイエクラッセが示す次世代UIの全貌
    CP-2023-0065-32424487-thumb
    【衝撃】1966年マスタングがテスラ心臓で覚醒!400馬力&自動運転搭載EVレストモッドに世界騒然
    CP-2023-0082-32392061-thumb
    フォルクスワーゲン「ID.クロスコンセプト」初公開…次世代EV戦略を象徴する新型SUV
    CP-2024-0164-32444122-thumb
    スーパーカーがついに海へ…!ランボルギーニ「シーボブSE63」電動水中マシン公開
    CP-2025-0024-32351813-thumb
    メルセデス・ベンツ、新型GLC EV公開へ…39インチ「ハイパースクリーン」で運転席を劇場空間に一新