あのランドローバーと共同開発!? インド発の「タタ・ハリアー」が攻めすぎ…トヨタのハリアーと同じ名前なのに中身が違う

トヨタの高級SUVハリアー

意外にもインドにも存在?

インドのハリアー、その正体とは

引用:YouTubeチャンネル「Technical SHT」

「ハリアー」という名称は通常、トヨタの高級SUVを連想させる。1997年の初登場以来、4世代にわたり進化を遂げ、韓国でも人気を博したモデルだ。しかし、この名を冠する別のSUVの存在が最近話題を呼んでいる。

この別のハリアーは、インドの自動車メーカータタモーターズが展開する大型SUVだ。タタ・ハリアーは2019年に初登場し、2023年に大幅改良を施したモデルとして再登場した。特にトヨタとは一線を画す個性と特徴で注目を集めている。

引用:YouTubeチャンネル「The Car Show」
引用:タタモーターズ

ランドローバーとの協業で

生まれた洗練されたデザイン

タタ・ハリアーは、ジャガー・ランドローバーとの共同開発で完成した「OMEGARC」アーキテクチャとR8プラットフォームを基盤に製造された。外観デザインは、フロントからテールランプまで続く水平基調のラインで未来的な印象を醸し出している。特にフロントマスクは、ランドローバーのデザイン哲学を彷彿とさせるほど高級感がある。

また、18インチアルミホイールと簡素ながら洗練されたディテールが車両の高級感を一層引き立てている。トヨタのハリアーと比べて全長は短いものの、より幅広く高い車体比率により、都会派SUVとしての存在感を際立たせている。

引用:タタモーターズ
引用:Carwale

最新の快適装備と

モダンな室内の魅力

タタ・ハリアーの室内はミニマルなデザインを採用している。物理ボタンを大幅に削減し、中央に12.3インチのHarmanタッチスクリーン、運転席前方に10.25インチのデジタルメーターを配置。この構成により、運転者の利便性と操作性を大幅に向上させている。

さらに、Android AutoとApple CarPlayのワイヤレス接続機能はもちろん、音声アシスタント、間接照明など最新技術を惜しみなく採用。シンプルかつモダンな内装は、価格に見合った高い満足感を提供している。

引用:Carwale
引用:YouTubeチャンネル「Cruise Rider」

300万円台のディーゼルSUV

コスパの高さが魅力

タタ・ハリアーは最高出力170馬力、最大トルク350Nmを発揮する2リッターディーゼルターボエンジンを搭載。6速AT車と6速MT車が選択可能で、FF駆動方式を採用し実用性を重視している。

インド国内での価格が約275万5,000円からという設定は、グローバルSUV市場でも十分な競争力を持つ。ネットの評価では「デザインも魅力的で、ディーゼルエンジンはトヨタのハリアーにない強み」との好意的な声が寄せられている。タタ・ハリアーは実用性と価格の手頃さを両立し、新たな選択肢として注目を集めている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-28983857-thumb
「かわいいのにしっかり走る」…“フィアット流のハイブリッド”が欧州で話題沸騰、日本導入を待ち望む声も
CP-2023-0065-28868949-thumb
「これはアートか、マシンか」世界に130台だけの“ユートピア・ロードスター”がV12×7MTで魅せた究極の造形美
CP-2023-0065-28867941-thumb
「レクサスGSが帰ってくるとしたら…?」V8×FR×クアッドマフラーで描かれた“理想のスポーツセダン像”に注目が集まる
CP-2023-0065-28980250-thumb
「BMWがまたやった」…“世界に70台だけ”のコンセプトモデルが美しさと狂気の境界線に到達
CP-2023-0065-28985432-thumb
「ZでもGT-Rでもない!」180SXのDNAを継ぐ“日産の幻クーペ”が今、世界の注目を集めている
CP-2023-0065-28980220-thumb
「レクサスよりデカくてランクルにケンカ売った?」…“18年ぶりに帰ってきた日産フラッグシップSUV”の正体がヤバすぎた
CP-2023-0065-28985177-thumb
「これがミアタ?」ターボ×6MT×リフトアップで“ジープ越えの悪路マシン”に化けた伝説の1台
CP-2023-0065-28817245-thumb
23年の時を経て帰ってきた…「世界一尖ったマーチ」が日産の“レース魂”ごと叩きつけてきた
  • アクセスランキング

    「かわいいのにしっかり走る」…“フィアット流のハイブリッド”が欧州で話題沸騰、日本導入を待ち望む声も
    「これはアートか、マシンか」世界に130台だけの“ユートピア・ロードスター”がV12×7MTで魅せた究極の造形美
    「レクサスGSが帰ってくるとしたら…?」V8×FR×クアッドマフラーで描かれた“理想のスポーツセダン像”に注目が集まる
    「BMWがまたやった」…“世界に70台だけ”のコンセプトモデルが美しさと狂気の境界線に到達
    「ZでもGT-Rでもない!」180SXのDNAを継ぐ“日産の幻クーペ”が今、世界の注目を集めている
    「レクサスよりデカくてランクルにケンカ売った?」…“18年ぶりに帰ってきた日産フラッグシップSUV”の正体がヤバすぎた
    「これがミアタ?」ターボ×6MT×リフトアップで“ジープ越えの悪路マシン”に化けた伝説の1台
    23年の時を経て帰ってきた…「世界一尖ったマーチ」が日産の“レース魂”ごと叩きつけてきた
    「これAMGじゃないってマジ?」“あの伝説の名車”を限界までブッ壊して再構築した狂気のハイパーカーが誕生
    「これが未来の車…だったのか?」今見ても衝撃しかない“迷走の極み”4選…その異形が語るブランドの黒歴史

    最新ニュース

    CP-2023-0065-28983857-thumb
    「かわいいのにしっかり走る」…“フィアット流のハイブリッド”が欧州で話題沸騰、日本導入を待ち望む声も
    CP-2023-0065-28868949-thumb
    「これはアートか、マシンか」世界に130台だけの“ユートピア・ロードスター”がV12×7MTで魅せた究極の造形美
    CP-2023-0065-28867941-thumb
    「レクサスGSが帰ってくるとしたら…?」V8×FR×クアッドマフラーで描かれた“理想のスポーツセダン像”に注目が集まる
    CP-2023-0065-28980250-thumb
    「BMWがまたやった」…“世界に70台だけ”のコンセプトモデルが美しさと狂気の境界線に到達
    CP-2023-0065-28985432-thumb
    「ZでもGT-Rでもない!」180SXのDNAを継ぐ“日産の幻クーペ”が今、世界の注目を集めている
    CP-2023-0065-28980220-thumb
    「レクサスよりデカくてランクルにケンカ売った?」…“18年ぶりに帰ってきた日産フラッグシップSUV”の正体がヤバすぎた

    主要ニュース

    CP-2023-0065-28987010-thumb
    「これAMGじゃないってマジ?」“あの伝説の名車”を限界までブッ壊して再構築した狂気のハイパーカーが誕生
    CP-2023-0065-29026236-thumb
    「これが未来の車…だったのか?」今見ても衝撃しかない“迷走の極み”4選…その異形が語るブランドの黒歴史
    CP-2023-0065-28982458-thumb
    トヨタがついに「矢印を地面に投影するウインカー」を市販化!初採用はカローラクロス
    CP-2023-0065-29027323-thumb
    「ラグジュアリーの暴走」M4ベースなのにM4じゃない…ザガートと創業家が組んだ禁断の新車
    CP-2023-0065-29020433-thumb
    「ただのフィットと思ったら大間違い!」…ホンダが詰め込んだ“高級装備の限界”が常識を覆すレベルだった
    CP-2023-0065-28983858-thumb
    トヨタ「クラウン」70周年で限定モデル発売…水素仕様は910万円!専用店舗でのみ販売