「充電しなくても電気自動車の走り」日産キックス新型が証明したe-POWERの本領

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【引用:日産】日産はバンコク国際モーターショーにおいて新型キックス・クロスオーバーを公開し、東南アジア市場攻略を本格化させた。ただし本モデルはフルモデルチェンジではなく、既存モデルをベースとしたフェイスリフトの性格が強い。南米市場で「カイト(Kait)」として展開されるモデルとほぼ同一のデザインを採用し、後部エンブレムなど一部のみが差別化されている。地域別戦略モデルを通じてグローバル対応力と生産効率を両立させる方針が反映された構成といえる。

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【引用:日産】外観は従来型キックスと比較してバンパーおよびグリルが刷新され、二重構造のヘッドランプと新設計のテールランプが採用された。これにより全体として現代的な印象が強調されている。ボディサイズもわずかに拡大され、全長は4,300mmと従来比で10mm延長、ホイールベースも2,620mmへと伸長され室内空間の改善が図られている。一方でシルエット自体は大きく変わらず、全面刷新というよりはマイナーチェンジに近い位置付けとなる。

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【引用:日産】インテリアはダッシュボード周辺を中心に再設計され、従来の円形エアベントに代わり長方形デザインが採用された。インフォテインメントはフローティング型ディスプレイへと変更され、ベースグレードには9インチ、上位仕様には12.3インチのタッチスクリーンが装備される。加えて7インチメーターパネル、オートエアコン、アダプティブクルーズコントロール、自動緊急ブレーキなどが標準搭載され、上位グレードでは360度カメラや車線維持支援、デジタルルームミラーなど先進装備が追加される。

報道資料

【引用:日産】パワートレインには従来同様のe-POWERハイブリッドシステムが採用される。1.2リッター3気筒ガソリンエンジンは発電専用として機能し、実際の駆動は最高出力136馬力の電動モーターが担う構造となる。電気自動車に近い走行フィールを実現しつつ充電インフラへの依存を低減する点が特徴であり、東南アジア市場における実用性と効率性を重視した構成といえる。生産はタイで行われ、価格は約83万9,000〜92万9,000バーツに設定されている。今後は他の東南アジア諸国への展開も見込まれ、地域戦略モデルとして重要な役割を担う見通しだ。

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