未来の足、すでに軽自動車から始まっていた! ダイハツ イコイコが描く2030年の公共交通革命

国内の軽自動車の新しい基準

公共交通問題の解決に乗り出す

ダイハツ「イコイコ」が注目を集める

引用:ダイハツ

ダイハツの軽自動車「イコイコ(IcoIco)」。このモデルは誰もが便利に移動できる世界を目指して開発された完全自動運転システムを搭載したコンセプトカーだ。日本の社会が直面している公共交通と移動の問題に向き合い、考察を重ね生まれたこの車両にはダイハツの創造的なアイデアが詰まっている。

イコイコは2019年の東京モーターショーで初めてお披露目された。当時、ダイハツは「だれでも気軽に。あなたの近くへ。」というテーマのもと、4つのコンセプトカーを発表。その中の一台として登場したイコイコは自動運転の軽自動車の可能性を探るもので、日本国内だけでなく世界的にも大きな注目を集めた。

引用:ダイハツ
引用:ダイハツ

誰もが利用できる

軽自動車の未来を提案

イコイコは運転席やハンドルを持たない自動運転車両で車内には対面式の回転フロントシートと固定式のリアシートが設置されている。これにより、すべての乗客が快適に移動できる空間が提供される。

フロントシートは折りたたみ式の構造を採用しており、必要に応じて折りたたんだり展開したりできる。このデザインにより、車椅子利用者や大きな荷物を持った乗客も容易に乗り降りできる広いスペースが確保されている。この設計は公共交通機関としての役割を念頭に置いたものだ。

引用:ダイハツ
引用:ダイハツ

軽自動車の限界を

超える空間設計

イコイコは軽自動車の基準に合わせて全長3,395mm、全幅1,475mmのサイズで製作されたが、全高は1,995mmに達し、ボックス型の車体を採用している。これにより、最大限の室内空間を確保する工夫がなされている。

さらに、電車のように左右に開くスライドドアと折りたたみ式のスロープを取り入れることで、利用者のアクセシビリティが大幅に向上。高齢者や移動に制約のある人々にも、便利で快適な移動手段を提供することを目指している。

引用:ダイハツ
引用:ダイハツ

「ニポテ」ロボットと共に

移動の良きパートナーに

イコイコの最大の特徴の一つが「ニポテ(Nipote)」という補助ロボットの搭載だ。イタリア語で「孫」を意味するニポテは車内に設置されており、道の案内など移動支援の役割を果たす。

高齢化社会と過疎化が進む日本では移動の問題が深刻化している。イコイコはこうした課題に対する解決策を示す一例となっている。ダイハツは今後も革新的なアプローチを通じて軽自動車の可能性をさらに広げていくと考えられる。

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