ガソリン高騰で輸入EV再注目 スペクターが示す新高級EV基準

引用:ロールス・ロイス
引用:ロールス・ロイス

ロールス・ロイス初のEV「スペクター」、購入前に押さえたい基本スペック

ロールス・ロイス初の完全電気自動車「スペクター」は、ブランドが培ってきた高級感と最新のEV技術を融合させたモデルだ。2022年10月に発表され、日本では2023年に発売された。ここでは、購入を検討する際にまず確認しておきたい基本スペックと、押さえておくべき要点を整理する。

走行性能と航続距離

スペクターは前後に1基ずつ、計2基のモーターを搭載する電動4WD方式を採用する。システム最高出力は430kW(585PS)、最大トルクは900Nmで、0-100km/h加速4.5秒、最高速250km/hという動力性能を備える。バッテリー総電力量は102kWhで、一充電航続距離はWLTPモードで530kmとされている。大容量バッテリーと優れた空力性能により、長距離移動にも対応する。

なお、スペクターには高性能版の「ブラック・バッジ・スペクター」も設定されている。最高出力485kW(659PS)、最大トルク1075Nmを発揮するハイパフォーマンスモデルで、日本では2025年に導入された。

充電については、ロールス・ロイスが用意するWallboxにより自宅での充電が可能だ。外出先では公共の急速充電スタンドも利用できる。EVを選ぶ際は、こうした充電インフラの整備状況や自宅への充電設備の設置についても事前に見据えておきたい。

引用:ロールス・ロイス
引用:ロールス・ロイス

デザインと装備

ボディサイズは全長5475×全幅2144×全高1573mm、ホイールベースは3210mmで、後ろヒンジで開く2ドアクーペスタイルを採用する。車両重量は2890kgとされる。

フロントには、ブランド史上もっとも横幅の広いパンテオングリルを装着する。電動車らしく断面は滑らかで、空気抵抗係数はロールス・ロイス史上もっとも低いCd値0.25を達成した。車体には「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」と名づけられたアルミ製スペースフレームを採用し、従来モデル比で30%高いボディ剛性を実現している。

インテリアは上質な天然素材と先端技術が調和した仕立てで、星に見立てた光源を組み込んだ「スターライトドア」など、ロールス・ロイスならではの演出を備える。

価格と購入時のポイント

日本での価格は4,800万円からで、車両本体価格やオプション内容は正規販売店で確認できる。EVの購入にあたっては、車両価格だけでなく、充電環境や維持費も踏まえて検討することが重要だ。

スペクターはロールス・ロイスにとって全モデル電動化へ向けた第一弾であり、ブランドの伝統を受け継ぎながら新時代を象徴するモデルとして位置づけられている。基本スペックを押さえておくことは、このEVの実力を見極めるうえで確かな手がかりとなるはずだ。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-39807344-thumb
自転車でウィリー走行中、「バスと衝突!」中学生の大胆な"曲芸運転"逮捕、予想される処罰の重さは?
CP-2024-0164-39808313-thumb
節約したつもりがNG行動だった!多くの人が意外に感じた「間違った燃費運転の常識8つ」とは?
CP-2024-0164-39805901-thumb
「必ず保険金が出る!」という話は本当?…豪雨による浸水被害の保険でドライバーが注意すべき点
CP-2024-0164-39805447-thumb
新車480万円にすぎないのに「中古車800万円!」トヨタ・ランクル70再販モデルの人気の秘訣とは?
CP-2024-0164-39801213-thumb
お父さんたちの財布が「泣く!」…タイヤの寿命を確実に縮める「意外な3つの習慣」とは?
CP-2024-0164-39770065-thumb
新型「スカイライン」とNEW「コンパクトカー」に言及!全国を驚かせた日産の新たな発表とは?
CP-2023-0065-23068199-thumb
致死率だけでなんと「3.1倍?!」…雨天時の事故を防ぐため税金まで使うという「驚きの対策」の正体とは?
CP-2024-0164-39769320-thumb
20代購入者が「2倍に増加!」…発売11年目に年間1万台を販売したマツダ「ロードスター」人気の秘訣とは?