「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?

【引用:Youtube @Supercar Blondie】スーパーカーブランドの象徴として知られるマクラーレンが、大きな転換期を迎えている。「2+2シートもSUVも作らない」という長年のポリシーを撤回し、新たなセグメントへの進出を正式に示唆したのだ。背景にはアブダビ拠点の投資会社「CYVNホールディングス」による出資があり、同社はマクラーレングループの筆頭株主として電動車スタートアップ「Forseven」との合併を主導した。この動きにより、マクラーレンは電動化戦略を本格的に加速させている。

【引用:Youtube @Supercar Blondie】ニック・コリンズCEOは「2030年までに投入するモデルの計画は9割以上が固まっている」と語り、「年内には全く新しいモデルを発表し、2シーター以外の車両も投入する」と明かした。この発言はSUVもしくは4ドアモデル登場の明確なシグナルと受け止められている。マクラーレンはスーパーカー専業から脱却し、より広い市場での成長と持続可能な収益構造の確立を狙う。

【引用:マクラーレン】今回の変革の軸となるのが、中国の電気自動車メーカー「NIO」との技術提携だ。CYVNホールディングスがNIO株の20%を保有していることから、マクラーレンはNIOの電動化技術や部品を新モデルに積極的に採用する方針を示した。バッテリーやモーター、インフォテインメントなどの分野で協業が進む見通しであり、コリンズCEOは「NIOの技術は想定よりも早くマクラーレン車に搭載される」と述べている。

【引用:Youtube @Supercar Blondie】マクラーレンの新戦略は短期的な販売拡大にとどまらない。ポルシェやランボルギーニがSUVで財務基盤を立て直したように、同社も電動SUVによってブランドの未来を切り開こうとしている。コリンズCEOは「これは2〜3年で利益を得て撤退する取引ではない。我々は50年後も存在するブランドを築くために投資している」と強調。伝統と誇りを守りながらも、マクラーレンは電動化とSUVという未知の領域に最速で踏み出した。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-33357437-thumb
【流出】トヨタ次世代「ハイラックスBEV」公開迫る、航続性能に注目
CP-2023-0397-33282028-thumb
テスラ、わずか数日で2度目のリコール…サイバートラック6,200台を回収へ
CP-2023-0065-33284515-thumb
「これじゃ乗れない」中国EV、走行中にバッテリーから突然発火また発生
CP-2023-0328-33292720-thumb
イーロン・マスク、「空飛ぶロードスター」を年内公開へ?再び大言か現実か
CP-2023-0065-33298682-thumb
内燃ドライバーへ、新時代の「電気走行マニュアル」を伝授
CP-2024-0164-33357411-thumb
「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
CP-2022-0212-33254335-thumb
「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
CP-2023-0065-33262136-thumb
「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
  • アクセスランキング

    【流出】トヨタ次世代「ハイラックスBEV」公開迫る、航続性能に注目
    テスラ、わずか数日で2度目のリコール…サイバートラック6,200台を回収へ
    「これじゃ乗れない」中国EV、走行中にバッテリーから突然発火また発生
    イーロン・マスク、「空飛ぶロードスター」を年内公開へ?再び大言か現実か
    内燃ドライバーへ、新時代の「電気走行マニュアル」を伝授
    「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
    「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
    「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
    三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
    スバル、電動化の波の中でも“走る歓び”を守る…感性と技術で再構築する次世代パフォーマンス

    最新ニュース

    CP-2024-0164-33357437-thumb
    【流出】トヨタ次世代「ハイラックスBEV」公開迫る、航続性能に注目
    CP-2023-0397-33282028-thumb
    テスラ、わずか数日で2度目のリコール…サイバートラック6,200台を回収へ
    CP-2023-0065-33284515-thumb
    「これじゃ乗れない」中国EV、走行中にバッテリーから突然発火また発生
    CP-2023-0328-33292720-thumb
    イーロン・マスク、「空飛ぶロードスター」を年内公開へ?再び大言か現実か
    CP-2023-0065-33298682-thumb
    内燃ドライバーへ、新時代の「電気走行マニュアル」を伝授
    CP-2024-0164-33357411-thumb
    「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に

    主要ニュース

    CP-2023-0065-33267593-thumb
    三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
    DSC_2631 (1)
    スバル、電動化の波の中でも“走る歓び”を守る…感性と技術で再構築する次世代パフォーマンス
    CP-2023-0065-33273416-thumb
    「走る芸術」職人の手が生んだ25台、ロールスロイス100年の魂を受け継ぐ
    CP-2025-0132-33377720-thumb
    トヨタ「センチュリー」、日本の誇りを懸けて中国・韓国勢と激突…勝つのは誰になるか?
    CP-2023-0397-33260134-thumb
    「マツダ復活」ロータリー×電動が融合!新型「VISION X-COUPE」世界初公開
    CP-2024-0164-33334891-thumb
    ゲームボーイすら使う?吸着板で“燃料泥棒”の噂拡散、生活苦が招く生計型犯罪に警戒