「試乗させてほしい」と言われ鍵を車内に残した結果 中古車個人売買で起きた衝撃

引用:'ボベドリーム'
引用:’ボベドリーム’

先月、韓国のオンラインコミュニティに、中古車の個人売買中に起きた盗難被害の体験談が投稿された。投稿者は中古車を売却しようと取引プラットフォームに車両情報を掲載し、連絡してきた購入希望者とマンションの駐車場で落ち合った。相手にゆっくり車を見てもらおうと、鍵を車内に残したままその場を離れたところ、戻ると車は跡形もなく消えていた。

引用:'Genesis'
引用:’Genesis’

購入希望者を名乗っていた人物はそのまま車を運転して逃走した。韓国警察は被害届を受理し捜査に乗り出したが、車両は位置追跡が難しい状態だという。売主は盗難発覚直後、リモートロック機能でドアを施錠しようと試みたが、相手はこれをあざ笑うような反応を見せ、その後も連絡を絶たなかったと伝えられている。

引用:'ボベドリーム'
引用:’ボベドリーム’

韓国のオンラインコミュニティでは、取引場所は人通りの多い場所を選び、車両は常に視界に入れておくべきだとの助言とともに、スマートキーやリモートロック機能だけでは盗難を防ぎきれないとの指摘が相次いだ。個人間の中古車取引は正規の流通網を通さないだけに、信頼関係のみに頼る取引構造そのものの危うさを指摘する声も上がった。

引用:NAVERカフェ 'グダクドン'
引用:NAVERカフェ ‘グダクドン’

こうしたリスクは韓国に限った話ではない。日本でも2025年11月、中古車販売店の展示車両に鍵が車内に残されていたのに乗じて男が無断で乗り込み、暴走して歩行者を次々とはねる事故が起きた。スマートキーの普及で車内に鍵さえあればボタン一つで始動できる分、鍵の管理を怠るリスクは高まっているとの指摘が業界内で出ている。個人間カーシェアを通じて借りた車をそのまま買取業者に売却し、行方をくらませた被害も報告されている。

引用:NAVERカフェ 'ハルブドットコム'
引用:NAVERカフェ ‘ハルブドットコム’

警察庁のデータによると、自動車盗難の認知件数は2003年の約6万4千件をピークに大きく減少し、2025年には約6,386件まで落ち着いているが、2022年以降は4年連続で増加傾向にある。個人間の取引や貸し借りのトラブルについては、日本自動車購入協会(JPUC)や各地の消費生活センターが相談窓口を設けている。鍵の管理や取引場所の選び方といった基本的な注意が、スマートキーやリモートロック機能そのものよりも先にくるという教訓は、日本と韓国のいずれにも共通して当てはまる。

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