「どうしてこんな所で車が」韓国の地下駐車場で起きた不可解な横転事故、その原因とは

引用:Bobaedream
引用:Bobaedream

2024年に韓国で起きた、めったに見られない不可解な横転事故が再び話題になっている。現場は車が高速で走る道路ではなく、車が低速で慎重に行き交う大型スーパーの地下駐車場の通路だった。

狭い通路の中央で1台の乗用車が横倒しになり、道を完全に塞いでいる写真がオンライン上に広がると、「このような場所で、どうして車が横転するのか」との疑問が相次いだ。韓国で実際に起きた事故を改めて振り返る。

狭い通路で単独事故が起きた

事故は2024年4月、韓国の大型スーパーの地下駐車場で発生した。韓国の自動車オンラインコミュニティーで共有された写真には、スーパーの進入路とみられる狭い通路で、「初心者運転」と書かれたステッカーを貼った車が横倒しになり、道を隙間なく塞いでいる様子が写っていた。

ほかの車両が関係しない単独事故で、幸い重傷者はおらず、車両と通路の一部が破損するにとどまった。通路へ入っていた後続車はすべてバックで引き返し、現場の処理が終わるまでは出口側の通路を使って車両の出入りが行われた。

不可解な横転事故、原因はこう推定される

現場写真には、事故の経緯を推測できる手掛かりが残されている。事故現場は地下へ下るカーブが終わり、直線区間が始まる場所だった。カーブ終盤の内側にある縁石と、そこから数メートル先の壁には、破損した跡が確認された。

状況を総合すると、車の内側の後輪が縁石に引っ掛かって前進できなくなったため、運転者がアクセルペダルを強く踏み込んだとみられる。その際、ステアリングが切られた状態だったため、車はそのまま壁へ向かって進み、壁を駆け上がって横転したと推定される。

破損した縁石の周辺には壁へ向かうタイヤ痕があり、壊れた壁の上部にも細いタイヤ痕が残っていた。こうした痕跡が、事故原因に関する推定を裏付けている。

運転者とみられる女性が裸足で電話しており、車のサンルーフが開いていたことから、乗員はサンルーフを通って自力で脱出したと考えられる。

この事故では死者や重傷者は出なかったが、低速で走行する狭い通路でも、一瞬の操作ミスが大きな事故につながり得ることを端的に示している。

タイヤが縁石に引っ掛かった際、慌ててアクセルペダルを踏むのではなく、落ち着いて状況を確認していれば避けられた事故だった。不慣れな駐車場の進入路では速度を落とし、周囲を余裕を持って確認する習慣が、このような事故を防ぐ最も確実な方法となる。

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