「57台を全て退けた」BMW新型iX3、33カ国審査員が下した世界最高の評決

引用:BMW
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BMWグループの次世代電動SUV「新型iX3」が、世界的に権威のあるワールド・カー・アワード(World Car Awards)において、「2026ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」と「2026ワールド・エレクトリック・ビークル」をダブル受賞するという快挙を成し遂げた。授賞結果はニューヨーク国際オートショーで発表された。今回の受賞は、33カ国98人の自動車専門記者による厳正な評価に基づいて決定された。審査団は多種多様な競合車両への直接試乗を経て評価を行い、iX3はメイン部門である「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」において57台の競合モデルを抑えて選出された。また、計43モデルが候補に挙がった「ワールド・エレクトリック・ビークル」部門でもトップの評価を獲得。今回の受賞により、BMWグループがこれまでに獲得したワールド・カー・アワードのタイトルは合計11に達した。

新型iX3は、BMWの次世代電動化プラットフォーム「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」を採用した初の量産モデルで、2025年のIAAモビリティで公開され注目を集めた。審査団は主な評価ポイントとして、圧倒的な走行性能とドライビング・ダイナミクス、そして先進的なテクノロジーを挙げている。車内には、BMW iDrive(OS X)をベースとした最新の「BMWパノラミックiDrive」が採用された。このシステムは、フロントガラス下部を横断する「BMWパノラミック・ビジョン」ディスプレイを中心に、17.9インチのセンターディスプレイや3Dヘッドアップディスプレイ、多機能ステアリングホイールを統合し、次世代のユーザー体験を提供する。

パフォーマンス面では、新型iX3 50 xDriveモデルがデュアルモーターを介して最高出力345kW(469ps)、最大トルク645Nmを発生する。0-100km/h加速はわずか4.9秒を誇る。車両には800Vシステムを基盤とする第6世代のeDrive技術が投入され、108.7kWhの大容量バッテリーによりWLTP基準で最大805kmの航続距離を実現。急速充電を利用すれば、わずか10分の充電で最大372km走行分の電力を確保できる。また、iX3には4つの高性能コンピュータで構成された「スーパーブレイン」構造が採用された。走りの制御を司る「BMW Heart of Joy」をはじめ、自動運転やインフォテインメント、車両制御の各機能をそれぞれのコンピュータが分担して最適に管理する。

一方、BMWグループ会長のオリバー・ジプセ氏は、2026年「ワールド・カー・パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出された。審査団は、同氏が電動化やデジタル化、持続可能性戦略を強力に推進しながら、ブランドのアイデンティティと高い収益性を両立させた点を高く評価した。新型iX3のダブル受賞と会長の個人賞受賞は、BMWが進める次世代モビリティ戦略の正当性を改めて証明する形となった。

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