「1回だけなら平気?」ハイオク仕様車にレギュラーを入れ続けたときにエンジンに起きること

ハイオク仕様車 レギュラー 引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

ガソリン価格が上がるたびに繰り返される疑問がある。「ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを入れても大丈夫か」というものだ。結論から言えば、すぐに故障は起きない。ただし、性能低下や長期的なエンジン損傷につながるおそれがあるため、一般的には指定燃料の使用が推奨されている。

ハイオクとレギュラー、何が違うのか

ハイオクは「ハイオクタン(高オクタン価)ガソリン」の略で、文字通りオクタン価の高い燃料を指す。オクタン価とは、ガソリンがエンジン内で異常燃焼を起こしにくい度合いを示す指標であり、すなわち自己着火しにくい燃料だ。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

一見すると矛盾するようだが、自己着火しにくい燃料ほどエンジン性能を引き出しやすい。エンジンは燃料と空気の混合気を圧縮したうえで点火して爆発力を得る仕組みで、圧縮比を高めるほど出力が増す。ただし、圧縮過程で燃料が自然発火してしまうという問題が生じる。ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを使うと、所定の圧縮比に達する前に燃料が自然発火する「ノッキング(異常燃焼)」が起きやすくなり、出力が十分に得られなくなる。スポーツカーをはじめとする高出力エンジン搭載車にハイオク仕様が多いのはこのためだ。

すぐに故障は起きないが、継続使用は問題を招く

現在市販されているほとんどの車にはノックセンサーが搭載されており、ノッキングを感知するとコンピュータが点火時期を自動的に調整する。このため、ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを一度給油した程度では、走行に支障が出るようなトラブルはほとんど発生しない。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

ただし、ハイオクを前提に設計されたエンジンである以上、レギュラーを継続使用すれば性能低下を招き、長期的にはエンジン故障につながるおそれがある。一部の高性能車では指定燃料以外を使用した場合に生じた不具合を保証対象外とするメーカーもある。

指定燃料の種類はオーナーズマニュアルまたはディーラーで確認できる。燃料費の節約が修理費の増大を招く本末転倒な事態を防ぐためにも、指定燃料の把握と遵守は維持費管理の基本といえる。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2026-0033-37959873-thumb
「ジムニーが500万円超え?」スズキが最高値をつけたジムニーXLライノエディションの全貌
CP-2026-0033-37956301-thumb
米国価格の半値以下273万円!トヨタが中国だけに売る電動SUVにナイトエディションが登場
CP-2026-0033-37960487-thumb
「キャンプでも停電時でも使える」三菱eKクロスEVが1,500Wコンセントを搭載して一部改良
CP-2026-0033-37959578-thumb
「17年も同じデザインで売れるのか?」日産の定番ミニバンがPHEV搭載でフルモデルチェンジ
CP-2024-0164-37925803-thumb
「プロトタイプがブラジルで目撃された!」トヨタ新型ピックアップ、ハイラックスより小さく使いやすい
CP-2024-0164-37925752-thumb
「結局、消費者にメリットがない!」トヨタ・ホンダがアイドリングストップを相次いで廃止した理由
CP-2024-0164-37925609-thumb
アイドリング冷房・間違った温度設定…夏の車内が思うように冷えないのはその習慣のせい?
CP-2024-0164-37925050-thumb
「ガソリン価格が高い時期ほど使う理由は明確だ!」クルーズコントロールで年間の給油費が激減する