
レクサス ISの2026年モデルが発表された。累計販売台数は約130万台に達し、ブランドの中核モデルとしての地位を確立している。今回の改良では商品力の再強化を目的に、内外装の質感向上とデジタル機能の刷新が図られた。

12.3インチ大型ディスプレイで内装刷新
インテリアでは表示系の刷新が中心となる。従来より大型化された12.3インチのセンターディスプレイをセンターコンソール上部に配置し、操作性と視認性を改善した。加えてメーターパネルも同サイズのフルTFT液晶に変更され、情報表示の柔軟性が高められている。インターフェース全体として、ドライバー中心の操作環境を強化する構成となっている。

Forged bambooとF SPORT専用色「PROMINENCE」
素材面では新たに竹繊維を用いた加飾「Forged bamboo」をセンターコンソールに採用した。自然素材を工業的に加工した意匠により、従来のウッドや金属とは異なる質感表現を実現している。さらに「F SPORT」グレードには専用カラー「PROMINENCE」が設定され、視覚的にもスポーティなキャラクターを明確化した。

3.5L V6 311PSとLexus Driving Signature
パワートレインは従来型を踏襲し、3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載する。最高出力は311PSを発生し、過給機に依存しないリニアなレスポンスを維持している点が特徴である。今回の改良では電動パワーステアリングおよびサスペンション制御の最適化が行われ、「Lexus Driving Signature」のさらなる精度向上が図られた。

Lexus Safety System+の検知対象拡張
安全装備は最新世代の「Lexus Safety System+」へと更新された。プリクラッシュセーフティは検知対象を拡張し、歩行者に加えて自転車や二輪車にも対応する。さらに交差点右折時の対向車検知機能を新たに追加した。加えてダイナミックレーダークルーズコントロールと車線維持支援機能が統合制御され、高速走行時の運転負荷低減に寄与する設計となっている。