0-100km/h 1.9秒&航続1000km…テスラ「ロードスター」最新レンダリングが示すEVハイパーカーの到達点

テスラ・ロードスター 低重心×ワイドボディ
空力リアでダウンフォース最適化
年末デモ走行ついに現実味

引用:YouTube

ハイパーカー級性能を掲げるテスラ「ロードスター」の新作レンダリングが公開され、EV界隈がざわついた。先月28日、YouTubeチャンネル「Zephyr Designz」が披露した映像は、トラック専用を思わせる超低重心とワイドボディをまとい、空力パーツとチューニング要素を惜しみなく盛り込んでいる。

フロントは極薄LEDヘッドライト、大型スプリッター、ボンネットのエアダクトで空気の流れを徹底管理。側面には縦型エアダクトと大胆に張り出したフェンダーが並び、エアサスで地面すれすれまで落とした車高が目を奪う。メタリックグレーのボディは強い反射光をまとい、マルチスポークホイールからレッドキャリパーが覗く。

引用:YouTube
引用:YouTube

空力と冷却を両立
最速フラッグシップ誕生へ

リアでは巨大ディフューザーとダックテールスポイラーを一体化し、高速域でダウンフォースを稼ぐレイアウト。フェンダー後端には冷却用インテークも設けられ、電動パワートレーンの熱マネジメントを意識したディテールが光る。

ベースとなるロードスターは2017年11月に初披露され、0-100km/h加速1.9秒、最高速400km/h超、航続1000kmを公言。デュアルモーター四駆とトルクベクタリングを組み合わせ、ブランド頂点に立つフラッグシップとして位置付けられている。

引用:YouTube

ミニマル内装と大容量電池
予約受付中で年末始動へ

2+2シートのクーペボディに着脱式ガラスルーフを載せ、インテリアは水平ディスプレイ主体のミニマリズム路線。バッテリーは200kWhクラスの大容量パックを想定し、現行モデルSの約2倍を誇る。

発売は当初2020年予定だったものの延期を重ね、イーロン・マスクCEOは今年末のデモ走行を予告。予約は継続中で、5000ドル(約73万円)を支払い、10日以内に4万5000ドル(約663万円)を追加すると確定。ファウンダーズシリーズは1000台限定と案内され、量産版の最終スペックと効率評価は続報を待つ。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33905179-thumb
日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
CP-2023-0186-33907556-thumb
冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
CP-2024-0164-33996128-thumb
「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
CP-2024-0164-33967268-thumb
「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
CP-2023-0065-33894976-thumb
「中国EVだけじゃない」英国補助金で日産が仕掛けた価格反撃、コスパ勢力図が変わる
CP-2024-0164-33967229-thumb
多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
CP-2025-0248-33891493-thumb
「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
CP-2023-0065-33890392-thumb
発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
  • アクセスランキング

    日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
    冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
    「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
    「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
    「中国EVだけじゃない」英国補助金で日産が仕掛けた価格反撃、コスパ勢力図が変わる
    多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
    「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
    発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
    「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
    米国生産を10年ぶりに再検討、三菱が狙うのは日産工場でのSUV共同生産

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33905179-thumb
    日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
    CP-2023-0186-33907556-thumb
    冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
    CP-2024-0164-33996128-thumb
    「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
    CP-2024-0164-33967268-thumb
    「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
    CP-2023-0065-33894976-thumb
    「中国EVだけじゃない」英国補助金で日産が仕掛けた価格反撃、コスパ勢力図が変わる
    CP-2024-0164-33967229-thumb
    多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由

    主要ニュース

    CP-2023-0065-33890088-thumb
    「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
    CP-2023-0065-33888811-thumb
    米国生産を10年ぶりに再検討、三菱が狙うのは日産工場でのSUV共同生産
    CP-2022-0212-33888128-thumb
    レクサスがLFA・コンセプト正式公開、完全電動で何を“捨てた”のか
    CP-2023-0065-33885511-thumb
    冬になると必ず探される、後悔を減らす装備オプション
    CP-2023-0065-33885022-thumb
    「雪道は危険」の常識が崩れた、EVに隠されていた切り札
    CP-2023-0065-33882045-thumb
    「今すぐ廃車すべきだ!」想定を超えた中国製EVのセキュリティ問題