「中国EVだけじゃない」英国補助金で日産が仕掛けた価格反撃、コスパ勢力図が変わる

【引用:日産】電気自動車市場で日産が反撃に出た。新型リーフは英国政府のプラグイン補助金を最大限に活用し、3万ポンド台前半から購入可能な価格帯を実現した。これはEV購入をためらってきた層にとって心理的な壁を大きく下げる設定であり、単なる値下げではなく「現実的に選べるEV」という立ち位置を明確にした点が注目される。

【引用:日産】この価格競争力を支えているのが、英国北東部サンダーランド工場での現地生産だ。英国政府は国内生産車を対象に補助金を手厚く支給しており、リーフはその条件を完全に満たすモデルとなる。日産は価格優位性を獲得し、英国側は雇用創出と製造業強化を得る構図が成立しており、政策と商品戦略が噛み合った好例と言える。

【引用:日産】性能面では75kWhバッテリーを標準搭載し、最大386マイル相当の航続距離を確保した。日常使用はもちろん、長距離移動でもEV特有の不安を感じにくい数値だ。加えて150kW級の急速充電に対応し、20%から80%まで30分未満で回復可能とすることで、実用性を大きく引き上げている。今後は52kWh仕様の追加も予定され、価格と性能の選択幅が広がる。

【引用:日産】装備内容も価格以上の充実度を誇る。全車にヒートポンプと11kW AC充電機能を標準装備し、寒冷地での効率と家庭充電の利便性を両立した。上位グレードにはGoogleマップ連携ナビを採用し、操作性と情報精度を強化。さらに3.1kWのV2L機能により、アウトドアや非常時の電源としても活用できる点は、現代的なEVの使い方を意識した装備と言える。

【引用:日産】補助金適用後の価格帯は、同クラスのEVと比較して明確なアドバンテージを持つ。英国ではすでに受注が始まり、12月に生産開始、来年2月から納車予定と市場投入も早い。日産はこの英国での先行成功を足掛かりに欧州市場全体へ展開を拡大する構えで、コストパフォーマンスを武器にEV市場の主導権を取り戻せるかが今後の焦点となる。

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