トヨタの野心作!ブラジル専用カローラGRスポーツ、17インチホイール&強化サスで何が変わった?

ブラジルで話題沸騰

トヨタ・カローラ GR スポーツ

その実力に迫る

引用:Instagram@caricarz

日本を代表する自動車メーカー、トヨタ。同社は現地時間の昨年12月16日、ブラジル市場に新型カローラ GR スポーツを投入し、大きな反響を呼んだ。このモデルは、フェイスリフトを受けた12代目カローラセダンをベースとしており、既存モデルと比べデザインと性能を大幅に向上させたのが特徴だ。

カローラは1966年の初代発売以来、世界中で支持を集め続け、現在12代目を数えるトヨタの看板モデルの一つとなっている。これまでに約150カ国以上で累計4,750万台を販売し、名実ともにトヨタの長寿モデルとしての地位を確立している。今回は、トヨタがブラジル市場に投入したカローラ GR スポーツの魅力に迫る。

引用:YouTubeチャンネル「Carlist.my」
引用:Paul Tan

ブラジル仕様カローラ GR スポーツ

独自の特徴が光る

トヨタはこれまでブラジルではカローラセダンのみを展開してきた。日本仕様とは異なる2.0Lガソリンエンジンと1.8Lハイブリッドを搭載するのが特徴だ。また、ブラジルではエタノール100%での走行が可能なため、エタノール仕様車も用意している。

では、現地での評価はどうか。現時点で、極めて好評を博している。新型カローラ GR スポーツは、優れた走りはもちろん、フェイスリフトを施した後期型をベースとしているため、スポーツセダンにふさわしい精悍なデザインも兼ね備えているとの評価を得ている。

引用:Instagram@caricarz
引用:AutoBuzz

精悍な外観と

スポーティな室内空間

好評価の要因となったデザイン、その特徴とは。ブラジル仕様カローラ GR スポーツは、大型ハニカムグリル、ブラックアクセント、リアスポイラー、ディフューザーなどにより、精悍でスポーティな外観を実現した。また、ダイヤモンドカット仕上げの専用17インチアルミホイールとスモークヘッドライトを新たに採用している。

室内は基本的に通常のカローラと共通だが、GRロゴ入りのステアリングやエンジンスタートボタン、スマートキーを採用している点が特徴的だ。シートやトリムには赤いステッチを施し、スポーティで洗練された雰囲気を演出、車両の性能を印象付けている。

引用:AutoBuzz
引用:AutoBuzz

走りも一段と向上

価格設定は?

サスペンションには強化スプリングとショックアブソーバーを採用し、より安定した走りを実現。また、車体下部にディフレクターを追加して空力性能を改善し、走行性能を高めている。安全装備では、ブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートを搭載。これら最新技術により、運転者の安全性をさらに高め、ユーザーからの信頼を得ている。

今回のカローラ GR スポーツは、ブラジルで18万9,990レアル(約495万円)で発売される予定だ。スポーツセダンの少ない国内市場でも発売されれば、若年層を中心に人気を集める可能性が高い。このように洗練されたデザインと性能を備えたカローラ GR スポーツは、ブラジルのみならず、世界市場でも好反応を得ることが期待される。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-32881826-thumb
【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
CP-2024-0164-32881937-thumb
ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
CP-2022-0212-32776337-thumb
「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
CP-2023-0186-32787251-thumb
「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
CP-2023-0065-32790861-thumb
「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
CP-2025-0133-32775100-thumb
「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった
CP-2023-0397-32774813-thumb
【ジープ】「リーコン モアブ」発表へ…ブラックアウトで武装した本格“オフロードEV”
CP-2024-0164-32881903-thumb
ランドローバー「D7X-R」初公開…サハラで示した“競技用ディフェンダー”の真価
  • アクセスランキング

    【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
    ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
    「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
    「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
    「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
    「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった
    【ジープ】「リーコン モアブ」発表へ…ブラックアウトで武装した本格“オフロードEV”
    ランドローバー「D7X-R」初公開…サハラで示した“競技用ディフェンダー”の真価
    トヨタ「RAV4」にTRDプロの可能性…AutoYaの“仮想レンダリング”が話題
    【2026新型】ドゥカティ「パニガーレV4R」とトライアンフ「TF 450-X」、レースシーンを沸かせる2大ブランドの進化形

    最新ニュース

    CP-2024-0164-32881826-thumb
    【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
    CP-2024-0164-32881937-thumb
    ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
    CP-2022-0212-32776337-thumb
    「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
    CP-2023-0186-32787251-thumb
    「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
    CP-2023-0065-32790861-thumb
    「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
    CP-2025-0133-32775100-thumb
    「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった

    主要ニュース

    CP-2024-0164-32881810-thumb
    トヨタ「RAV4」にTRDプロの可能性…AutoYaの“仮想レンダリング”が話題
    CP-2023-0397-32754255-thumb
    【2026新型】ドゥカティ「パニガーレV4R」とトライアンフ「TF 450-X」、レースシーンを沸かせる2大ブランドの進化形
    CP-2022-0212-32757671-thumb
    レクサス「LS」36年の歴史に終止符、250台限定「ヘリテージエディション」で有終の美
    CP-2022-0212-32757667-thumb
    アウディ「Q9」5.2m級フラッグシップSUV…Q7・Q8を超える“真の頂点”が2026年登場
    CP-2022-0212-32757669-thumb
    【新技術】ヤマハ、電動バイクに「擬似エンジン」 …失われた鼓動感を取り戻す革新的アプローチ
    CP-2023-0051-32770548-thumb
    日産「リーフ」、米国で集団訴訟に直面…バッテリー過熱リスクが再燃