
BYD深圳施設で火災発生――バッテリー欠陥との関連は否定
中国の電気自動車(EV)メーカーBYDの生産施設で火災が発生したが、バッテリーの欠陥とは無関係であることが確認された。
火災の概要と被害状況
最近、中国・深圳に位置するBYD施設内の駐車場で火災が発生し、現場からは濃い煙が上がったものの、幸いにも人的被害は報告されていない。BYDの公式発表によると、当該区域には試験車両および廃車車両のみが保管されており、顧客車両への被害や生産ラインへの影響も皆無であるという。

出火原因は外部工事――バッテリー熱暴走との関係なし
現地報道によると、今回の火災は外部での工事作業中に発生したとされる。建物の建設や溶接作業中の不注意によるものと分析されており、電気自動車のバッテリー本体の問題ではないことが確認されている。
一般的に電気自動車の火災は、バッテリーの過熱による「熱暴走」が発生した場合、消火が困難になるケースが知られている。一部の事例では火災拡大を防ぐために車両を水に浸すなどの措置がとられることもある。しかし、今回の事故はバッテリーとは無関係の外部要因によるものであり、電気自動車の安全性全般に対する懸念に発展する可能性は極めて低い。
超急速充電「FLASH Charging」でインフラ拡大を加速
一方、BYDは超急速充電技術「FLASH Charging」を中心に、インフラ網の拡大を加速させている。同社が発表した最大1,500kW出力の充電器を用いれば、約9分でバッテリーを10%から97%まで充電することが可能だ。充電ステーションについても、現在の約5,000基から年内に2万基まで増やす計画であり、充電インフラの拡充を積極的に進めている。