夏休みのSOS、一般道の1位は「バッテリー上がり」! では高速道路で最も多かったのは?

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
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夏休みシーズンに多発するクルマのトラブル、JAF統計が示す傾向

長距離移動や帰省ラッシュが重なる夏休み期間は、一年のうちでもクルマの故障やトラブルが特に集中しやすい時期だ。JAFがまとめた2025年のお盆期間(8月9日~18日)の救援出動データを見ると、この時期にドライバーがどんなトラブルに見舞われやすいかがはっきりと浮かび上がってくる。

一般道路で突出して多かったのはバッテリー上がり(過放電バッテリー)で、2万588件、全体の29.27%を占めてトップとなった。高速道路でも146件(全体の4.74%)で4位に入っている。長期間クルマを動かさない場合や、日常的な使用頻度が低い場合にこうしたトラブルは起きやすく、エンジンを切ったあとに室内灯やヘッドライトをつけたまま放置したり、エンジン停止状態でラジオやカーナビを長く使ったりすることも主な原因として挙げられる。これとは別に、バッテリー自体の破損や劣化によるトラブルも一般道路の救援件数で3位(6489件、9.22%)にランクインしており、JAFは2~3年を目安とした定期点検を勧めるとともに、エンジンのかかりが悪い、灯火類が暗くなるといった異常が見られた場合は早めに整備工場へ相談するよう呼びかけている。

タイヤ関連のトラブルも軽視できない。パンク・バースト・空気圧不足は高速道路の救援件数で1250件(40.57%)と全体トップになったほか、一般道路でも1万5182件(21.58%)で2位に入り、夏場を代表するトラブルとなっている。パンクが釘の刺さりや縁石への接触によって徐々に空気が抜けていくのに対し、バーストは空気圧不足やタイヤの損傷によって瞬間的に破裂する点が異なる。出発前にはタイヤの傷やひび割れの有無、適正な空気圧が保たれているかを確認しておきたい。適正空気圧は車種ごとに異なるため、取扱説明書や運転席ドア付近に貼られたラベルを確認したうえで、ガソリンスタンドなどで調整するのが望ましい。

このほか、落輪・落込や交通事故も夏休みシーズーならではのリスクとして指摘されている。普段は通らない不慣れな道を走る機会が増えるうえ、交通量そのものも増加するため、いつも以上に慎重な運転が求められる時期といえる。実際、高速道路の救援統計では事故が235件(7.63%)で2位、燃料切れが215件(6.98%)で3位となっており、ガソリンスタンドのない区間を走る際は燃料残量にも注意を払う必要がある。

一般道路の救援件数で5位(2868件、4.08%)に入ったキー閉じ込みも見逃せないトラブルだ。車内に鍵を残したままドアをロックしてしまうこの現象は、警報音で鍵の存在を知らせるスマートキーの普及によって近年は減少傾向にあるとされるものの、それでも年間12万件前後の出動が続いている。夏場は特に、キー閉じ込みによって子どもやペットが車内に取り残されると熱中症で命に関わる危険もあるため、鍵を常に身につけておく、あるいはスペアキーを車外の別の場所に保管・携帯する習慣をつけておくと安心だろう。

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