トヨタ・RAV4 フルモデルチェンジ迫る!角張った新デザイン公開、未来的な進化が明らかに

トヨタ・RAV4のフルモデルチェンジ

より角張ったデザインに変更

最新のレンダリング画像を分析

引用:YouTube チャンネル「Evren Özgün Spy Sketch」

トヨタ・RAV4のフルモデルチェンジが早ければ今年中にも公開される予定だ。初代モデルは1994年に生産を開始し、現行モデルまで5世代にわたって進化を続けてきた。現行の5代目モデルは2018年に発売され、その後フェイスリフトが実施された。

昨年12月、日本でRAV4フルモデルチェンジのスパイショットが目撃された後、北米仕様車がアメリカでも捕捉され、さらに中国から流出したとみられるフロントデザインの画像が公開された。その後、これを元にした様々なレンダリング画像が発表されている。

引用:CarsCoops
引用:YouTube チャンネル「Evren Özgün Spy Sketch」

C字型のハンマーヘッドデザイン

角張ったデザインへ進化

最近、海外のレンダリングデザイナーが公開したRAV4の写実的なレンダリング画像が話題になっている。量産過程での変更が反映されたこれらの画像ではディテールが修正されていることがわかる。まずフロントにはプリウス風のハンマーヘッドデザインが採用されたが、角張った形状のRAV4に合わせて、より力強い印象へと調整されている。

グリルには台形のパターンがより直線的なラインで強調され、その横に配置された四角形のトリムにはフォグランプが組み込まれると予想されている。また、バンパーの形状は流出画像とは若干異なり、水平のエアインテークが配置されている点は同じだが、面積が縮小されている。

引用:YouTube チャンネル「Evren Özgün Spy Sketch」
引用:YouTube チャンネル「Evren Özgün Spy Sketch」

ブラックカラーのガーニッシュ

サイドビューも直線的なデザインを採用

バンパー下部にはプラスチックが使われ、フロントと同様に3分割されたエアインテークが追加されているのが特徴だ。さらに、ボンネットの高さが増し、直線的なボンネットのパーティングラインも加わっている。現行モデルよりもデザインはシンプルになったが、直線的なデザインが一層強調される見込みだ。また、ボディカラーとのコントラストを成すブラックカラーのガーニッシュが追加されることが予想される。

サイドビューではドアピラーやルーフライン、フェンダークラッディングにブラックハイグロス素材が採用され、薄いスポーク形状のホイールとタイヤに光沢が加えられ、ドア下部には幅広いサイドスカートが鋭いラインを描きながら直角に伸びている。サイドビューでもサイドスカートやホイールアーチ、フェンダークラッディングなど、直線的な要素が多く採用されることになる。

引用:CarsCoops
引用:YouTube チャンネル「Evren Özgün Spy Sketch」

流出画像との相違点

最新スパイショットで変更点が明らかに

基本的なサイドビューのデザインは流出画像と一致しているが、ルーフラインは太くなり、ウィンドウベルトラインが階段状に変更されている。Dピラーの形状は太めのものがそのまま維持され、最新のスパイショットではCピラーが分離型デザインで採用されていることが確認されている。このデザイン変更もレンダリング画像に反映されている。

リアデザインにはハンマーヘッドスタイルが採用され、角張った形状のテールランプが搭載される予定だ。しかし、鋭角的なデザインにより、よりアグレッシブな印象を与える。全体的に現行モデルよりも大きなボディサイズと角張った形状で登場することが予想されており、インテリアには大型インフォテインメントディスプレイと物理ボタンを組み合わせた新しいデザインが採用される見込みだ。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-33967229-thumb
多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
CP-2025-0248-33891493-thumb
「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
CP-2023-0065-33890392-thumb
発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
CP-2023-0065-33890088-thumb
「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
CP-2023-0065-33888811-thumb
米国生産を10年ぶりに再検討、三菱が狙うのは日産工場でのSUV共同生産
CP-2022-0212-33888128-thumb
レクサスがLFA・コンセプト正式公開、完全電動で何を“捨てた”のか
CP-2023-0065-33885511-thumb
冬になると必ず探される、後悔を減らす装備オプション
CP-2023-0065-33885022-thumb
「雪道は危険」の常識が崩れた、EVに隠されていた切り札
  • アクセスランキング

    多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
    「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
    発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
    「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
    米国生産を10年ぶりに再検討、三菱が狙うのは日産工場でのSUV共同生産
    レクサスがLFA・コンセプト正式公開、完全電動で何を“捨てた”のか
    冬になると必ず探される、後悔を減らす装備オプション
    「雪道は危険」の常識が崩れた、EVに隠されていた切り札
    「今すぐ廃車すべきだ!」想定を超えた中国製EVのセキュリティ問題
    「トヨタを救う?」米国関税の影響受け、自動車業界支援で環境性能割停止検討

    最新ニュース

    CP-2024-0164-33967229-thumb
    多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
    CP-2025-0248-33891493-thumb
    「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
    CP-2023-0065-33890392-thumb
    発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
    CP-2023-0065-33890088-thumb
    「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
    CP-2023-0065-33888811-thumb
    米国生産を10年ぶりに再検討、三菱が狙うのは日産工場でのSUV共同生産
    CP-2022-0212-33888128-thumb
    レクサスがLFA・コンセプト正式公開、完全電動で何を“捨てた”のか

    主要ニュース

    CP-2023-0065-33882045-thumb
    「今すぐ廃車すべきだ!」想定を超えた中国製EVのセキュリティ問題
    CP-2023-0328-33856310-thumb
    「トヨタを救う?」米国関税の影響受け、自動車業界支援で環境性能割停止検討
    CP-2023-0065-33881162-thumb
    「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
    CP-2022-0212-33880909-thumb
    規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
    CP-2022-0028-33880183-thumb
    積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
    CP-2023-0235-33878023-thumb
    運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴