コスパ最強!?100万円台で買えるSUV、日産「マグナイト」の大幅進化で見えた日本車の底力

日産の小型SUV「マグナイト」

お手頃価格で話題

フェイスリフトで変わった点は

引用:News18

日産がインドなど南アジア市場で販売する小型SUVマグナイトのフェイスリフトを発表した。主な変更点は、外観における洗練されたLEDヘッドランプとマグナイトのシグネチャーである「L」型デイタイムランニングライト(DRL)、ハニカムパターンのグリルが採用され、室内にも一部仕様が追加された点である。

マグナイトはインド市場で59万9000ルピー(約106万円)という非常に手頃な価格設定がされている。特に国内市場で新車価格が急上昇している中、この価格が消費者の関心を集めている。

引用:CarsCoops
引用:CarsCoops

より堅牢になったグリルデザイン

フォグランプの位置も変更された

フェイスリフトではあるが、日産は新型マグナイトについて「メジャーチェンジ」が行われたとし、大幅な仕様変更があったことをアピールしている。外観の変更点を詳しく見ていくと、まずグリルのサイズが拡大され、より堅牢な印象を与えるデザインに変更された。新しいグリルはヘッドランプと接触する形になり、シルバーカラーのフロントスプリッターが配置されたバンパーには、位置を変更したフォグランプが取り付けられている。

また、スリムなエアインテークが配置され、スポーティな印象も強調された。前面と背面にはすべてLEDランプが適用され、新デザインの16インチアロイホイールやルーフレールも装備されている。さらに、5種類のツートンカラーと13種類の単色からなる18種類のカラーオプションが選べるのも魅力である。

引用:CarsCoops
引用:CarsCoops

オレンジカラーの合成皮革

六角形デザインのシートが適用された

室内もいくつかの改善が行われた。ダッシュボードやドアトリム、シートにはオレンジカラーの合成皮革が使用され、内装全体の質感が向上している。さらに、前面グリルのデザインを反映した六角形デザインがシートやエアベントに採用され、統一感が感じられる。また、7インチのデジタルクラスターと、ワイヤレスAndroidおよびApple CarPlayをサポートする8インチのインフォテインメントディスプレイが搭載されている。

パワートレインはCMF-A+アーキテクチャを基に、1.0リッター3気筒ガソリン自然吸気エンジンおよびターボチャージャーエンジンが搭載されている。それぞれ71馬力と99馬力を発揮し、両エンジンとも5速マニュアルトランスミッションと組み合わされる。ターボエンジン仕様には、エクストロニック無段変速機(CVT)がオプションとして提供される。

引用:CarsCoops
引用:CarsCoops

さらに強化された安全仕様と

2列目フォールディング機能を備えた

車体サイズは全長3994mm、全幅1758mm、全高1572mm、ホイールベース2500mmで、既存サイズが維持されている。コンパクトな車体ながらも、長めのホイールベースが室内空間の広さを確保している。新たに2列目シートには分割フォールディング機能が追加され、トランクスペースは通常の336Lから最大540Lまで拡張可能だ。

安全性についても大きな強化が行われた。車体には剛性を高めたスチールが使用され、すべてのモデルに6つのエアバッグが標準装備されている。2列目シートには3点式シートベルトが追加され、新しいフレームレスバックミラーにより、より広い視界が確保されている。日産マグナイトはインドなど南アジア市場で販売され、シトロエンC3、現代自動車のベニュー、起亜ソネット、ルノー カイガーなどと競合する見込みである。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-33357411-thumb
「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
CP-2022-0212-33254335-thumb
「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
CP-2023-0065-33262136-thumb
「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
CP-2023-0065-33267593-thumb
三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
DSC_2631 (1)
スバル、電動化の波の中でも“走る歓び”を守る…感性と技術で再構築する次世代パフォーマンス
CP-2023-0065-33273416-thumb
「走る芸術」職人の手が生んだ25台、ロールスロイス100年の魂を受け継ぐ
CP-2025-0132-33377720-thumb
トヨタ「センチュリー」、日本の誇りを懸けて中国・韓国勢と激突…勝つのは誰になるか?
CP-2023-0397-33260134-thumb
「マツダ復活」ロータリー×電動が融合!新型「VISION X-COUPE」世界初公開
  • アクセスランキング

    「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
    「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
    「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
    三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
    スバル、電動化の波の中でも“走る歓び”を守る…感性と技術で再構築する次世代パフォーマンス
    「走る芸術」職人の手が生んだ25台、ロールスロイス100年の魂を受け継ぐ
    トヨタ「センチュリー」、日本の誇りを懸けて中国・韓国勢と激突…勝つのは誰になるか?
    「マツダ復活」ロータリー×電動が融合!新型「VISION X-COUPE」世界初公開
    ゲームボーイすら使う?吸着板で“燃料泥棒”の噂拡散、生活苦が招く生計型犯罪に警戒
    ホンダ、新興市場に照準…北米抜きの大胆戦略を示す

    最新ニュース

    CP-2024-0164-33357411-thumb
    「冬の準備、もう始めたか?」燃料凍結も警戒…車の点検が急務に
    CP-2022-0212-33254335-thumb
    「誰もが乗りたくなる車」を再現!トヨタが描く次世代カローラ像
    CP-2023-0065-33262136-thumb
    「事故なのにエアバッグが開かない?」 作動には“特定の条件”があった、その理由とは
    CP-2023-0065-33267593-thumb
    三菱、コンセプトSUV「ELEVANCE」で復活の狼煙…次期パジェロへの布石か
    DSC_2631 (1)
    スバル、電動化の波の中でも“走る歓び”を守る…感性と技術で再構築する次世代パフォーマンス
    CP-2023-0065-33273416-thumb
    「走る芸術」職人の手が生んだ25台、ロールスロイス100年の魂を受け継ぐ

    主要ニュース

    CP-2024-0164-33334891-thumb
    ゲームボーイすら使う?吸着板で“燃料泥棒”の噂拡散、生活苦が招く生計型犯罪に警戒
    CP-2023-0397-33253720-thumb
    ホンダ、新興市場に照準…北米抜きの大胆戦略を示す
    CP-2022-0013-33233009-thumb
    BMW、トヨタと手を組み次世代燃料電池を本格開発 「iX5ハイドロジェン」公開、MINIはポール・スミスの感性を纏う
    CP-2024-0164-33315130-thumb
    「洗車しすぎは塗装の敵、専門家が警鐘」車を長持ちさせる最適な頻度とは
    CP-2022-0245-33233589-thumb
    AIではなく人へ…トヨタ、“モビリティの意味”を問い直す
    CP-2022-0212-33237823-thumb
    ダイハツ、軽の枠を超える挑戦!FRスポーツで原点回帰