「そろそろ買い替えかな」 その古いトヨタ、あとから最新装備を足せるかもしれない

引用:レクサス
引用:レクサス

トヨタは老朽化したトヨタ・レクサス車両に最新の接続機能と便利・性能仕様を追加できる工場アップグレードプログラムを拡大した。

6日(現地時間)、電気自動車専門メディアInsideEVsによると、今回の拡大適用によりハイブリッドやプラグインハイブリッド(PHEV)、電気自動車(EV)、水素車など様々な車種が対象に含まれた。

今回のプログラムは、日本で運営中のトヨタの工場アップグレードプログラムを基にしている。既存車両の所有者は、公認ディーラーで最新技術と機能を車両に追加できる。車種に応じて便利仕様や先進運転支援機能、インフォテインメントの改善、外観のアップグレードなどを選択できる。

今回のプログラムの狙いは、古い車両を新車同様に一新することではなく、不足していた最新の便利機能を補うことにある。

接続機能中心のアップグレードもサポートしている。スマートフォンによるリモートスタートや空調の事前設定、コネクテッドアラームシステム、大型インフォテインメントディスプレイ、ブラインドスポットモニタリング、リモート駐車機能などを追加できる。これに加えて、ワイヤレス充電やハンズフリー電動テールゲート、USB-Cポートの後付けにも対応している。室内照明や計器盤の色、カラーシートベルトなどのパーソナライズオプションも提供している。

性能向上プログラムも別途運営している。GRヤリス、トヨタ86、レクサスRCは、ブレーキやサスペンション、チューニング関連のアップグレードに対応する。レクサスRZには、出力を40PS向上させる性能強化パッケージが用意された。このパッケージには「仮想8速ギアシフト」「インタラクティブマニュアルドライブサウンド」「シフトガイドメーター」が含まれる。

プラグイン系車両もアップグレード対象に含まれた。対象車種には、トヨタbZ4X、クラウン、プリウス、MIRAI、レクサスRZ、CTなどが名を連ねた。

価格は品目によって大きく異なる。交換用ホイールキャップは110ドル(約1万7,000円)から始まり、6ピストンブレンボブレーキの装着は2,400ドル(約38万円)程度だ。トヨタは車両ごとに適用可能なアップグレードを整理して提供している。

今回の拡大は、車両の平均使用期間が長期化する傾向を背景としている。アメリカの道路を走る乗用車の平均使用年数は、2025年時点で14.5年に達した。トヨタは耐久性と信頼性を強みとして打ち出し、既存車両の所有者の長期保有を後押しする戦略を強化している。新車販売にとどまらず、既存車両にもソフトウェアとハードウェアのアップグレードを提供する方式が拡大しており、今後対象車種と機能範囲がさらに広がるか注目される。

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