
配送業をはじめ、さまざまな業種で「働くパートナー」として定着している軽商用ミニバンが、ダイハツの「ハイゼットカーゴ」だ。同モデルの一部改良版が2026年6月4日に発表・発売された。1960年11月、ダイハツ初の軽4輪車として誕生し、2026年6月時点で累計生産約330万台。現行モデルは2021年12月、17年ぶりのフルモデルチェンジで登場した。

パワートレインは660cc直列3気筒自然吸気エンジンが基本で、上級グレードにはターボが加わる。駆動方式は2WDと4WD、トランスミッションはCVTを中心に、一部グレードでは5速MTも選べる。車体サイズは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,890mm、ホイールベース2,450mmだ。

今回の改良では、予防安全機能「スマートアシスト」に対横断自転車検知、交差点右折時の対向車線車両検知、右左折時の対向歩行者検知機能を追加した。LEDパックをクルーズ、クルーズターボ、ハイゼットデッキバンGに標準装備。グレードはスペシャル、スペシャルクリーン、デラックス、クルーズ、クルーズターボの5種類で、価格は115万5,000円から179万3,000円までだ。

販売現場の反応はおおむね好意的で、値上げよりも安全装備充実を評価する声が多い。納期は特装車を除きおおむね1カ月余りから2カ月未満。派手な外観変更ではなく安全性と利便性を重視した今回の改良も、全グレード100万円台で購入できる点が最大の強みだ。