
80年近い運転歴を持つ98歳の男性が、テスラ・モデルYを新車に選び、話題を呼んでいる。米国の自動車系YouTubeチャンネル「TFLEV」で紹介されているのはラリーだ。チャンネル運営者アンドレ・スミルノフの義理の祖父で、生涯で100台以上の車を運転してきた車好きだという。ラリーは最近テスラ・モデルYを購入し、FSDを活用しながら、しばらく遠ざかっていた長距離ドライブも再開したと明かした。

ラリーはFSDに運転を任せながらも、慣れた道を選び、自分で判断すべきだと感じたときはハンドルを握ると語った。これまでFSDの使用中に大きな問題は起きておらず、予想以上に信頼できると評価している。モデルYを購入した理由については「自動で運転してくれるから買った」と語った。80年近く自ら運転してきた今、運転の多くを車に任せてもよいと考えたという。交差点ごとに一時停止して周囲を確認し、後続車にまで気を配る負担が減ったと説明した。

ラリーはFSDの使用中も周囲の状況に目を配り、必要に応じて自ら操作する。車好きとしての経歴も長く、フォード・マスタングだけで5台を乗り継いだ。最初の愛車は1931年型フォード・モデルAで、当時の車を思い出しながら「ガラクタだった」と笑った。

電気自動車の充電も、今ではさほど気にならないという。テスラを買う前は、充電のたびに走行を止めることを負担に感じていたが、現在は約25分あれば十分だと語った。このほか、モデルYの高めの着座位置や乗り降りのしやすさ、広々とした室内も気に入っているという。実際に約643km離れたコロラド州まで運転して出かけるなど、長距離ドライブも楽しんでいる。動画の中でラリーは走行中にフォード・マスタングを見つけ、「あいつは相手にならない」と冗談を飛ばした。この動画が話題となり、高齢ドライバーにとって自動運転技術が新たな移動手段となり得るのか、関心が高まっている。