「このボタン1つで危険になることがあります」ドライバー10人中9人が間違って使う機能



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自動車の運転中、エアコンやヒーターを使用する際によく使われる内気循環機能は、特定の走行環境では非常に有効だが、長時間つけたままにすると車内の空気の質を急激に悪化させる要因となる。

多くのドライバーは、冷房効率を高めたり外部の排気ガスを遮断したりするため、この機能をつけ続ける習慣がある。

交通安全公団などの実験データによると、密閉された車内の空気状態は、ドライバーの身体反応や安全運転に直接影響することが確認されている。

空調システムの仕組みを正しく理解し、状況に応じて柔軟に切り替える習慣が必要だ。



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内気循環機能は、外気が車内に流入する通路を物理的なフラップで閉じる仕組みで作動する。

外気の流入を完全に遮断し、車内にある空気だけをエアコンフィルターや吹き出し口を通して繰り返し循環させる構造だ。

この方式は、大型車両の排気ガスが多いトンネル区間や粉じんの多い地下道、黄砂や微小粒子状物質がひどい日に、有害物質を防ぐ強力な防壁の役割を果たす。

また、すでに冷やされた車内の空気を再利用するため、エアコンの効率を最大限に高め、エンジン負荷を減らして燃料消費を抑える効果もある。



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問題は、外気の供給が完全に遮断された密閉空間で長時間高速走行を続けた場合に生じる。

限られた容積の車内で乗員が呼吸を続けると、車内の酸素濃度は急速に低下する一方、排出される二酸化炭素(CO2)の濃度は指数関数的に蓄積する。

実際、研究機関による空気質の測定結果では、大人2人が乗車した状態で内気循環モードにして走行すると、わずか15~20分で車内のCO2濃度が2,000ppmを超えることが分かった。

走行時間が1時間を超えると、危険基準値の3,000ppmを超え、最大5,000ppmまで上昇する。



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車内の二酸化炭素濃度が高くなると、ドライバーの脳に供給される酸素量が減り、身体に異常症状が直ちに現れる。

典型的には、原因の分からない重い頭痛や疲労感に襲われる。

続いて視界がぼやけたり、前方で突発的な状況が起きた際の空間判断力や認知速度が急激に低下したりする。

これは意志の力では抑えにくい強い眠気を伴う運転につながり、高速走行中に一時的に車両の制御を失って大規模な追突事故を引き起こす直接的な原因となる。



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引用:報道資料

安全な走行環境を確保するには、車両の空調システムを基本的に外気導入モードにしておくことが推奨される。

外気導入モードは、エアコンフィルターを通過した外気に含まれる新鮮な酸素を車内へ絶えず供給する役割を果たす。

この方式を使えば、長距離移動でも車内の二酸化炭素濃度を安全基準値の1,000ppm以下にしっかり抑えられる。

ドライバーの頭をすっきりした状態に保てるため、前方への注意不足や集中力低下による事故リスクを根本的に防ぐことができる。



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最も理想的な空調装置の使い方は、外気導入を基本とし、特定の汚染区間でのみ一時的に内気循環へ切り替える、タイミングに応じた切り替え方法だ。

トンネルへ入る前や渋滞区間では一時的に内気循環モードへ切り替えて有害物質を遮断し、その区間を抜けたら直ちに外気導入モードへ戻して車内の空気を入れ替える必要がある。

最近発売される車両の中には、カーナビのGPS情報とリアルタイムで連動し、トンネルへ入る前に自動で外気導入から内気循環へ切り替えてフラップを閉じ、通過後には元の状態へ戻すスマート空調制御機能を備え、安全性を高めているものもある。

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