「エアコンつけて何分待った?」モデルY Lは車内冷却が最大15分短縮! ただし比べた相手は非公開

引用:テスラ
引用:テスラ

テスラが6人乗り電気SUVモデルY Lのグラスルーフと冷暖房・空調システムを改良し、暑い日の室内冷却速度と走行効率を高めた。

テスラが先月初めにアメリカで発売したモデルY Lの熱管理技術の詳細を、テスラ専門メディアのNotATeslaAppが1日(現地時間)に報じた。

テスラが公開した資料によると、モデルY Lの室内冷却速度は最大15%速くなった。日差しの強い環境では、室内冷却時間が最大15分短縮された。

グラスルーフの太陽エネルギー遮断性能も強化された。新しいグラスルーフは2024年モデルと以前のモデルYよりも太陽エネルギーを最大8倍多く反射する。これにより、室内に流入する太陽エネルギーは最大30%減少した。

空調システムには熱損失を減らすための新しい接合用AlNi3合金が採用された。テスラはこの素材が空調ライン間の熱漏れを減らし、高温環境での熱管理効率を23%向上させたと説明した。

空調装置の消費電力が減少し、暑い日の実走行距離は約11km増加した。高温環境でスーパーチャージャーで25分間充電する際に確保できる走行距離も約16km増加した。

ただし、NotATeslaAppによると、全ての改善数値の比較対象が同じではない。太陽エネルギー反射量8倍と室内流入量30%減少は2024年モデルと以前のモデルYを基準に算出された。

冷却速度と熱管理効率、走行距離改善数値の比較対象は公開されていない。NotATeslaAppは一般型2026年モデルYと比較した可能性があると推測した。

NotATeslaAppは2025年に発売された新型モデルYにグラスルーフの改善事項の大部分がすでに反映されている可能性があると分析した。そのため、現在販売されている一般型モデルYとモデルY Lのグラスルーフ性能の差はテスラが示した最大数値よりも小さい可能性があるとの見方も出ている。

モデルY Lは3列6人乗り構造を持つモデルYのロングホイールベースモデルだ。アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)基準の走行距離は19インチホイール装着車が約523km、20インチホイール装着車が約515kmだ。

バッテリー容量は83kWhで、スーパーチャージャーの最大充電出力は250kWだ。停止状態から時速約97kmまで加速するのに4.4秒かかる。

モデルY Lの展示車両はアメリカ国内のテスラ店舗に配置され始めた。初の顧客引き渡しは来月から始まる予定だ。

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