
ランボルギーニが日本進出25周年を記念し、25台限定の「レヴエルト・インパヴィド」を公開した。インパヴィドはイタリア語で「恐れを知らない」「勇敢な」という意味だ。日本の武士道精神から車名とデザインのインスピレーションを得たと説明している。

車両はカスタムメイドプログラム「アド・ペルソナム」で仕上げられた。ドアとリアバンパーに施された鋭く彫刻的なラインは刀の一閃を思わせる。侍の鎧の構造と象徴を車体全体に再解釈したのが特徴だ。

金色の装飾は鎧をつなぐ絹の紐「おどし」がモチーフで、身分や所属、階級を示す役割を担った。前面部は兜の飾り「前立て」から着想を得ている。ルーフとフェンダーには漆塗りの「小札」を連想させる装飾を施した。

外観は4仕様。光沢はヴェルデ・カンプスとグリジオ・アルティス・ルーチド、マットはグリジオ・クレーター・マットとロッソ・ピラで構成される。ヴェルデ・カンプスは日本の国石である翡翠、ロッソ・ピラは「真田レッド」に着想を得た。

光沢モデルはネロ・ノクティスとブロンゾ・オレアディのアクセント、マットモデルはネロ・ネメシスとブロンゾ・セルセのディテールを配す。21インチ・22インチのアルタネロ鍛造ホイール、ブロンゾ色のブレーキキャリパー、マット黒の排気口も専用仕様に含まれる。

内装は「ネロ・アデ」レザーと「コルサテクス」にブロンゾ・オレアディの差し色を加えた。シート刺繍や侍ロゴ、「1 di 25」のカーボンファイバープレートも付く。性能は通常のレヴエルトと同じで、システム最高出力1,015馬力、0-100km/h加速2.5秒、最高速度350km/h以上を誇る。

販売価格や具体的な割り当て方式は非公開だが、既存の優良顧客やコレクター中心の販売が見込まれる。ランボルギーニは近年、国や地域ごとの顧客・文化に着想を得た超希少限定モデルを相次いで発表しており、インパヴィドもその流れの一つといえる。