「このデザインなら納得」…キア「タスマン」に賛否両論!新デザインが大論争を巻き起こす

キアの新型ピックアップトラック「タスマン」

デザインに関する論争が依然として続く

レンダリングで新たな姿を公開

引用:インスタグラム @kelsonik
引用:インスタグラム @kelsonik

韓国の自動車メーカーであるキア、初の中型ピックアップトラック「タスマン」が、KGMに対抗する韓国産新ピックアップとして注目を集めている。

KGMはピックアップ専用ブランド「ムッソ(Musso)」を立ち上げ、純電気ピックアップトラックのMusso EVを発売するなど、市場攻略を本格化させており、激しい競争が予想される。

タスマンは予想を下回る3,750万ウォン(約384万円)で発売され、十分な競争力を持つと評価されている。

しかし、韓国内外を問わずタスマンに対する唯一の懸念点はそのデザインだ。韓国での本格発売を控え、デザインに関する議論が起きる中、最近、デザイン変更を施したタスマンの仮想レンダリングが公開され、大きな話題となっている。

引用:ネイバーカフェ「タスマンクラブ」
引用:インスタグラム @kelsonik

ヘッドランプを中心に変更

より長くなったデイタイムランニングライト

今回公開されたレンダリングは海外のデザイナーが手掛けたもので、最近のタスマンを巡るデザイン論争を意識したものと考えられる。

公開された新デザインに対し、多くのネットユーザーが賛否を展開しており、特にどの部分が変更されたのかを見てみると、最も反応が分かれたのは前面部、特にヘッドランプ周りだ。

従来のヘッドランプはフェンダークラッディングと一体感があり、シンプルなデザインだったが、新デザインでは鋭い先端処理が加えられ、直線的なデザイン要素が強調されている。これは、過度に直線を使いすぎているという指摘があったため、多様な形状を取り入れるための変更だと考えられる。

また、デイタイムランニングライトは水平方向に長くなり、カギ括弧型に連なっており、印象が大きく変わっている。

引用:icartea
引用:インスタグラム @kelsonik

長方形のグリルデザインから

タイガーノーズグリルへ変更

フロントデザインの変更については、キア・カーニバルのデザインを参考にしたと考えられ、その影響でグリルデザインにも変更が加えられたようだ。これまでの長方形のグリルは縦横のパターンが特徴的だったが、新たにタイガーノーズグリルが採用され、グリルのサイズが拡大されている。

また、グリルのパターンはより密になり、クロームを採用することで、洗練された印象を強調している。バンパーは既存のタスマンデザインをほぼ踏襲しているものの、突出感が抑えられ、車体との一体感が高まっている。さらに、ブラックハイグロスのラインと赤色の牽引フックは、従来通りフロントのアクセントとして配置されている。

引用:ネイバーカフェ「タスマンクラブ」
引用:インスタグラム @kelsonik

最も議論を呼んだフェンダークラッディング

車体と同色に

サイドビューに関しては、大きな変更はないが、レンダリングでは特に消費者の批判が強かったフェンダークラッディングに変更が加えられている。従来のタスマンのボックス型フェンダークラッディングは、ヘッドランプと一体感があり、プラスチック素材が使用されていた。そのため、「塗装が途中で終わったようだ」という指摘が一部であった。

レンダリングでは、この問題となっていたクラッディングを車体と同色に処理しており、ネットユーザーからは「キアのデザイナーより優れている」「デザインを少し変えただけでずっと良くなった」「このまま発売した方が良かったのでは」「海外でも同じ反応がある」といった反応が寄せられている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-32881826-thumb
【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
CP-2024-0164-32881937-thumb
ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
CP-2022-0212-32776337-thumb
「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
CP-2023-0186-32787251-thumb
「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
CP-2023-0065-32790861-thumb
「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
CP-2025-0133-32775100-thumb
「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった
CP-2023-0397-32774813-thumb
【ジープ】「リーコン モアブ」発表へ…ブラックアウトで武装した本格“オフロードEV”
CP-2024-0164-32881903-thumb
ランドローバー「D7X-R」初公開…サハラで示した“競技用ディフェンダー”の真価
  • アクセスランキング

    【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
    ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
    「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
    「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
    「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
    「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった
    【ジープ】「リーコン モアブ」発表へ…ブラックアウトで武装した本格“オフロードEV”
    ランドローバー「D7X-R」初公開…サハラで示した“競技用ディフェンダー”の真価
    トヨタ「RAV4」にTRDプロの可能性…AutoYaの“仮想レンダリング”が話題
    【2026新型】ドゥカティ「パニガーレV4R」とトライアンフ「TF 450-X」、レースシーンを沸かせる2大ブランドの進化形

    最新ニュース

    CP-2024-0164-32881826-thumb
    【ポールスター】“22分でフル充電!?” 800V搭載の2026年型「ポールスター3」公開
    CP-2024-0164-32881937-thumb
    ボルボ、“高級EVの常識崩壊”へ!新グレード追加で電動SUV価格を大胆引き下げ
    CP-2022-0212-32776337-thumb
    「もう高いEVはいらない!」…ルノーがLFPで挑む“コスト半減の現実路線”
    CP-2023-0186-32787251-thumb
    「トヨタ快進撃」“値上げ直後”でも過去最高…世界販売84万台を突破
    CP-2023-0065-32790861-thumb
    「マクラーレンの誇りはどこへ…」“中国製パーツ搭載SUV”ついに始動か?
    CP-2025-0133-32775100-thumb
    「秋ドライブの盲点」…“涼しさ”に潜む危険、10月が最も事故の多い月だった

    主要ニュース

    CP-2024-0164-32881810-thumb
    トヨタ「RAV4」にTRDプロの可能性…AutoYaの“仮想レンダリング”が話題
    CP-2023-0397-32754255-thumb
    【2026新型】ドゥカティ「パニガーレV4R」とトライアンフ「TF 450-X」、レースシーンを沸かせる2大ブランドの進化形
    CP-2022-0212-32757671-thumb
    レクサス「LS」36年の歴史に終止符、250台限定「ヘリテージエディション」で有終の美
    CP-2022-0212-32757667-thumb
    アウディ「Q9」5.2m級フラッグシップSUV…Q7・Q8を超える“真の頂点”が2026年登場
    CP-2022-0212-32757669-thumb
    【新技術】ヤマハ、電動バイクに「擬似エンジン」 …失われた鼓動感を取り戻す革新的アプローチ
    CP-2023-0051-32770548-thumb
    日産「リーフ」、米国で集団訴訟に直面…バッテリー過熱リスクが再燃