
【引用:ジープ】米消費者団体「コンシューマー・レポート(CR)」が、2025年型新車の信頼性ランキングで最も低い10車種を発表した。CRは毎年数十万人のオーナーを対象に、エンジン、トランスミッション、電装系、バッテリーなど20項目以上を調査。点数が低いほど故障リスクが高い車両とされる。今年は人気モデルや最新EV・ハイブリッド車も多く含まれた。

【引用:フォルクスワーゲン】10位はフォルクスワーゲン「ID.4」(29点/100点)。同社初の量産EV SUVとして注目されたが、バッテリー、駆動系、電子装置などに不具合が見られ、ブランド全体の信頼性も低水準にとどまった。ただし室内の快適性と静粛性は高く評価された。

【引用:ジェネシス】9位はジェネシス「G70」(29点)。デザインと走行性能は優れるが、エンジンやサスペンション系、電装トラブルが頻発。上質な内装は評価されるものの、燃費と後席スペースに課題を残した。

【引用:フォード】8位はフォード「F-150ライトニング」(28点)。人気の電動ピックアップだが、バッテリーや充電システム、電子制御系に問題が多く報告された。強力な出力とスムーズな走行性能を持ちながらも、航続距離と信頼性が弱点とされた。

【引用:ジープ】7位はジープ「ラングラー」(27点)。オフロード性能には定評があるが、サスペンション、操舵系、電装関連の不具合が多い。悪路走破性は高い一方で、日常走行では快適性と耐久性に課題があると指摘された。

【引用:日産】6位は日産「フロンティア」(27点)。中型ピックアップとして一定の評価を得るが、トランスミッションや駆動系、ブレーキ系統に多数の問題が報告された。パワフルな走りとは裏腹に、古い設計と繰り返される故障が信頼性低下の要因となっている。

【引用:ジープ】5位にはジープ「グランドチェロキー/グランドチェロキーL」(22点)が入った。デザインや利便性は高く評価されるものの、駆動系と電子装置のトラブル、サービス対応の質が低評価につながった。

【引用:フォード】4位はフォード「エスケープハイブリッド」(21点)。広い室内と燃費性能は優秀だが、バッテリーや電子装置、ブレーキ系の不具合が多く、故障率が高いと報告された。

【引用:リヴィアン】3位はリヴィアン「R1T」(20点)。新興EVメーカーによる電動ピックアップで、デザインとオフロード性能は評価されるが、充電系統や電子装置に不安が残る。技術的完成度が課題とされた。

【引用:シボレー】2位はシボレー「コロラド」およびGMC「キャニオン」(15点)。同一プラットフォームを用いる中型ピックアップで、エンジンやトランスミッション、電装系に複数の問題が指摘された。パワーは十分ながら、長期的な信頼性では競合に劣るとされた。

【引用:フォード】1位はフォード「F-150ハイブリッド」(7点)。アメリカを代表するピックアップトラックだが、バッテリー、トランスミッション、駆動系、電子装置などで繰り返しトラブルが報告され、優れた性能にもかかわらずリコール頻発によって信頼性が大きく損なわれた。