「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発

【引用:ベリディオン(Vaeridion)】電動航空機の商用化が現実味を帯びてきた。ドイツ・ミュンヘンのスタートアップ、ベリディオン(Vaeridion)が破産したリリウムの施設を取得し、次世代電動地域航空機の開発を加速させている。

【引用:ベリディオン(Vaeridion)】同社は2022年に初公開した「マイクロライナー(Microliner)」をベースに、最大9人の乗客と2人のパイロットが搭乗できる電動垂直離着陸機(eCTOL)の開発を進める計画だ。リリウムが残したインフラを活用することで、プロジェクトを一気に前進させる狙いがある。

【引用:ベリディオン(Vaeridion)】買収した施設はミュンヘン近郊のオーバープファッフェンホーフェン空港に位置する。ここはドイツ国内で実験飛行が認められた数少ない拠点であり、既存のバッテリー関連設備を利用して初期の研究開発や小規模生産を効率的に進められるのが強みだ。

【引用:ベリディオン(Vaeridion)】ベリディオンは来年初頭からバッテリー生産を開始し、試験飛行に必要な設備を整備する方針。マイクロライナーは満充電で最大400kmの飛行が可能で、欧州内の一般的なターボプロップ機による地域路線を十分カバーできるとされる。

【引用:ベリディオン(Vaeridion)】機体はグライダーに着想を得た翼構造にバッテリーを組み込み、抗力低減と揚力向上を実現。複数の電動モーターを単一プロペラと組み合わせる推進システムで効率性を追求した。キャビンは単通路旅客機並みの快適性を確保し、実用機としての完成度を高めている。

【引用:ベリディオン(Vaeridion)】この挑戦は単なる新型機の開発にとどまらない。リリウムが果たせなかった「ゼロエミッション航空」の夢を別アプローチで継承し、航空業界の新時代を切り拓こうとするものだ。ベリディオンはミュンヘン工科大学やGKNエアロスペース、ボッシュエンジニアリングなどと連携し、2030年商業運航という高い目標に挑んでいる。業界内では困難視する声もあるが、ドイツを中心に電動航空の流れは確実に強まっている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2024-0164-37099937-thumb
窓閉めたまま排気ガスを自ら吸う状況に…エアコンボタンの落とし穴
CP-2023-0083-37076436-thumb
「車の方が私より上手」運転中に化粧・踊り動画を投稿…「自動運転を信頼」の中国女性が罰金
CP-2025-0371-37073090-thumb
「知らないと損」…愛車に眠る"お宝ボタン"、80%のドライバーが存在すら知らない
CP-2024-0164-37073419-thumb
プリウスも失速…夏に燃費12%悪化、HVの意外な弱点をAAAが確認
CP-2023-0397-37064897-thumb
「自販機で即交換」…ホンダが米国に電池革命インフラを仕掛ける
CP-2025-0051-37068445-thumb
中国EV、内需21%減でも輸出111%増…中東特需が「救世主」に
CP-2025-0051-37067381-thumb
「EV転換が裏目に」ホンダが上場以来初の本業赤字…HV回帰を宣言
CP-2023-0022-37065740-thumb
トヨタ、新興市場に新工場…2029年稼働・年産10万台で「需要爆発」に備える