
ホンダは5日、直近の4~6月期の純利益が4,509億円となり、前年同期の1,966億円の2.3倍に達したと発表した。
ホンダは前会計年度に初めて赤字を計上した。
セダンのアコード、コンパクトカーのフィット、スーパーカブなどの二輪車を手がける。同社の四半期売上高は13.5%増の6兆615億円となった。
ホンダは今年3月までの前会計年度に4,239億円の損失を計上した。電気自動車への移行計画は、ドナルド・トランプ米大統領の関連政策による逆風を受け、費用がかさむ結果となった。
市場アナリストは、多くの消費者がまだ電気自動車へ乗り換える準備が十分にできていないと指摘した。ホンダは複数の電気自動車モデルの計画を断念した。
米トランプ政権は、イラン戦争でガソリン価格が急騰する中でも、前政権の電気自動車優遇策を撤廃し、各州への電気自動車充電所補助金の支給を保留した。
トランプ大統領による自動車・部品への15%の関税も、ホンダの利益を押し下げた。
四半期中、ホンダの二輪車事業はブラジルやインドなどで高い利益率を記録した。乗用車販売は国内と米国で伸びたが、中国市場では苦戦した。
ホンダは今会計年度に黒字転換を見込んでおり、純利益予想を2,600億円から4,000億円へ引き上げた。