ホンダが、いま「角ばったSUV」に賭けようとしている? 生産を終えて十数年たっても忘れられなかった一台

【引用:ホンダ】かつて独特の角張ったデザインでファンに愛されたホンダのSUV、エレメントが再び復活するとみられている。オートモーティブ・ニュースの報道によると、ホンダはエレメントをボックス型ハイブリッドクロスオーバーとして復活させる計画で、2029年に復帰し、2030年モデルとして発売される見通しだ。ただし、ホンダが正式に確定したわけではなく、現時点ではあくまで見通しの段階とみるのが正確だ。最近の自動車市場では角張ったSUVのデザインが再び注目されており、生産終了から10数年が過ぎた今もエレメントを覚えているファンが多いことも、復活説を後押しする背景となっている。

【引用:ホンダ】元祖ホンダ・エレメントは2003年から2011年まで生産された。最大の特徴は独特のドア構造で、後部ドアが後ろ向きに開閉する方式を採用してBピラーをなくし、荷物の積み下ろしがしやすかった。2列目シートは折り畳み可能で、前後のシートを完全にフラットにすれば車中泊もできる空間を作り出せた。ビニール素材で仕上げた実用的な室内はアウトドア活動に最適で、冒険を楽しむ若い世代から車いすでのアクセスを重視する高齢のドライバーまで幅広い層に支持された。水や泥を気にせず使える室内は、キャンプやサーフィンを楽しむ人々から特に愛され、現在まで厚いファン層が残っている理由となっている。

【引用:ホンダ】復活が見込まれる新型エレメントは、元祖の個性に時代の流れを加えたモデルになる見通しだ。パワートレインはハイブリッドが有力で、マニュアルトランスミッションは設定されないとみられている。生産は米国オハイオ州のホンダ工場で行われ、年間の生産規模は10万台程度になるとみられ、その一部は世界市場にも供給される予定だ。市場での位置づけは小型のHR-Vとミドルサイズの CR-Vの間で、アウトドア志向のデザインに加えオフロード走行能力も備えると伝えられている。駆動方式は前輪駆動が標準で、四輪駆動はオプションとして用意される一方、TrailSportトリムでは標準装備されるとみられる。

【引用:ホンダ】予想価格は約3万5,000ドル(約550万円)で、主な競合車としては同程度の価格帯となる約3万5,000ドルからのフォード・ブロンコ・スポーツが挙げられている。実際の発売は2029年以降と予想されており、最終的な仕様や価格は変わる可能性がある。それでも、角張ったボディの実用性とハイブリッドの効率性を兼ね備えた現代的なボックスカーへの生まれ変わりは、実用性と個性を懐かしむ人々にとって胸が高鳴るニュースだ。年間10万台規模という生産計画が事実なら、ホンダがこのセグメントに寄せる期待の大きさを示しており、新型エレメントが元祖の名声を再び受け継げるか今後の動向が注目される。

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