新型ボルボ「XC70」PHEVで航続180km!39.6kWhバッテリー搭載の第4世代がついに登場

【引用:ボルボ】先月27日(現地時間)、ボルボは第4世代となるXC70を正式発表した。プラグインハイブリッド(PHEV)システムを採用し、39.6kWhの大容量バッテリーを搭載。CLTC基準で一充電あたり180kmの走行が可能となり、これまで以上に実用性を高めた。

【引用:ボルボ】デザインはすでに公開されている電動モデル群と共通性を持たせている。フロントはボディ同色のグリルで覆われ、下部はブラック塗装を採用。アクティブグリルシャッターとレーダーを備え、シャープかつ洗練された印象を演出する。分離型のヘッドライトには、ボルボを象徴する「トールハンマー」をモチーフにした薄型DRLが組み込まれている。

【引用:ボルボ】サイドビューは無駄を削ぎ落としたクリーンな造形が際立つ。クラッディングは車体色で統一され、キャラクターラインやホイールアーチは柔らかな曲線で装飾。リアはガラスとパネルを支えるように配置されたランプが安定感を強調し、バンパーやナンバープレート周囲をブラック仕上げとすることで視覚的な重さを抑えている。

【引用:ボルボ】インテリアは最新のデジタル感を前面に押し出す。2本スポークステアリングに加え、横長の15.4インチ中央ディスプレイを搭載。インフォテインメントやAIサービスに対応し、センターコンソールからは物理ボタンを排除してデュアルワイヤレス充電パッドを配置した。PHEVパワートレインは前輪駆動と四輪駆動の2タイプを用意。中国工業情報化部の資料によれば、1.5L直列3気筒ガソリンエンジン(163馬力)が組み合わされるという。

【引用:ボルボ】前輪駆動モデルは最高出力318馬力で0-100km/h加速を8秒で達成し、21.2kWhバッテリーによりWLTC航続116kmを実現。四輪駆動モデルは最高出力456馬力、0-100km/h加速5.3秒という圧倒的な性能を誇り、39.6kWhバッテリーで航続180kmを実現する。DC急速充電なら0→80%を23分で完了でき、7kW充電器では7時間を要する。装備はV2L機能や92インチHUDをはじめ、自動車線変更、パーキングアシスト、アクティブナビゲーションなど最新の運転支援を搭載。中国ではすでに事前予約を開始しており、価格は44万6,900元(約921万円)からとなっている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33665757-thumb
「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
CP-2023-0065-33642798-thumb
「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
CP-2023-0065-33633320-thumb
「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
CP-2023-0065-33663122-thumb
冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
CP-2024-0164-33739499-thumb
EVバッテリー“突然死”の真相、メーカーが語らない隠れルールが浮上
CP-2024-0181-33476588-thumb
エンジン過熱、初動を誤れば数十万円損失、運転者が知らない致命的リスク
CP-2023-0065-33662871-thumb
「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
CP-2024-0164-33720445-thumb
「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • アクセスランキング

    「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
    「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
    「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
    冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
    EVバッテリー“突然死”の真相、メーカーが語らない隠れルールが浮上
    エンジン過熱、初動を誤れば数十万円損失、運転者が知らない致命的リスク
    「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
    「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
    EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
    「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33665757-thumb
    「米国で売れ過ぎて在庫が消える」トヨタが歴代最高益を叩き出した理由
    CP-2023-0065-33642798-thumb
    「テスラ超えは本当か」BMW i4が見せた“3.6秒の反撃”、航続536kmの衝撃
    CP-2023-0065-33633320-thumb
    「3億ドルの刃」がポルシェ直撃、法廷で暴かれる“高級化の闇”
    CP-2023-0065-33663122-thumb
    冬の朝、“壊れる車”に共通していたのはたった1分のミス
    CP-2024-0164-33739499-thumb
    EVバッテリー“突然死”の真相、メーカーが語らない隠れルールが浮上
    CP-2024-0181-33476588-thumb
    エンジン過熱、初動を誤れば数十万円損失、運転者が知らない致命的リスク

    主要ニュース

    CP-2024-0164-33720404-thumb
    EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
    CP-2024-0164-33720277-thumb
    「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
    CP-2024-0164-33720327-thumb
    禁断のSUV計画が再燃か、ブガッティが“最後の牙”を研ぎ始めた
    CP-2025-0055-33634998-thumb
    「タイヤ1本交換は危険なのか」専門家が語る“許される境界”
    CP-2025-0055-33611502-thumb
    「2秒で判定」クラクションの音が示す“始動不能の前兆”、整備士が隠してきた危険サインとは
    CP-2023-0065-33627625-thumb
    「この匂いは危険です」車両火災直前に現れる“前兆トップ3”