正真正銘の「沼落ち」!?約3000万円のフェラーリが米国で泥沼に転落、復活の見込みなし

フェラーリ・コンバーチブル「ポルトフィーノ」

海外で前代未聞の大惨事が発生

泥沼に沈んだ「3000万円のフェラーリ」

引用:Instagram@chp_marin

フェラーリ・ポルトフィーノが米サンフランシスコ・ベイエリアで泥沼に転落する事故が発生した。飲酒運転をしていた運転手がカーブを曲がりきれず、道路から逸脱したことが原因とされる。

運転手はセミナリー・ドライブで進路を誤り、縁石を乗り越えて斜面を滑落。そのまま泥沼へと転落した。幸い負傷者は出なかったものの、車両は甚大な被害を受けた。

引用:Reddit
引用:Instagram@chp_marin

泥沼に転落したフェラーリ

修復不能な大破に

ポルトフィーノは前左部分が大破し、タイヤとホイールが外れかかった状態となっている。後輪も破損し、ボディパネルの複数箇所にも損傷が見られ、車両の修復は事実上不可能な状態だ。

この車両は廃車となり、パーツ取り用として使用される見通しとなった。名車のこのような最期は、多くの自動車ファンから惜しむ声が上がっている。

引用:Instagram@chp_marin
引用:Instagram@chp_marin

SNSで物議を醸す

衝撃の事故現場

カリフォルニア州警察は、事故現場を撮影した動画をインスタグラムに投稿。R.ケリーの「I Believe I Can Fly」をBGMに使用し、警察のユーモアのセンスが話題となったが、オーナーにとっては笑えない事態だ。

公開された写真には、ある人物が手錠をかけられパトカーに乗せられる様子が写っている。その後、地元のレッカー業者が泥沼に沈んだポルトフィーノを引き揚げ、事故処理は完了した。

引用:Instagram@chp_marin
引用:Reddit

舗装路を走るために生まれた名車も

泥沼では無力に

フェラーリは舗装された道路での走行を想定して作られた車両で、水中や空中での走行は想定外だ。今回の事故は、飲酒運転の危険性を改めて示す事例となった。

運転手の誤った判断が、イタリアが誇る名車をこのような悲劇的な結末へと追い込んだ。フェラーリは適切な道路環境でのみ運転すべきという教訓を、誰もが心に刻むべきだろう。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33738416-thumb
メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
CP-2024-0181-33577714-thumb
急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
CP-2023-0065-33723638-thumb
「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
CP-2023-0065-33738417-thumb
「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
CP-2023-0186-33738380-thumb
「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
CP-2024-0164-33828496-thumb
「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
CP-2023-0186-33731786-thumb
「なぜ今プリウスなのか」高金利・高油価の韓国で“家計を救う車”が逆転台頭
CP-2025-0248-33719285-thumb
「北米SUV覇権争い」ホンダ、2026パイロットで“再び主役”を狙う
  • アクセスランキング

    メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
    急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
    「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
    「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
    「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
    「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す
    「なぜ今プリウスなのか」高金利・高油価の韓国で“家計を救う車”が逆転台頭
    「北米SUV覇権争い」ホンダ、2026パイロットで“再び主役”を狙う
    米中摩擦の余波が直撃、ホンダ北米生産が停止続出、スズキが首位級に浮上
    冬の朝に“ついやってしまう霜取り”がガラスを破壊する…プロが警告する最悪の習慣

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33738416-thumb
    メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
    CP-2024-0181-33577714-thumb
    急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
    CP-2023-0065-33723638-thumb
    「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
    CP-2023-0065-33738417-thumb
    「ポルシェが封印技術を再設計」水噴射で内燃機関の限界を押し広げる
    CP-2023-0186-33738380-thumb
    「韓国で“軽量FRの逆襲”始まる」大型化一辺倒の韓国でMX-5が異例の注目を集める理由
    CP-2024-0164-33828496-thumb
    「メーターを見る一瞬が危ない」SHOEIが世界初の完全統合ARで安全常識を覆す

    主要ニュース

    depositphotos_687136940-stock-photo-trondheim-norway-2023-emblem-dealership
    米中摩擦の余波が直撃、ホンダ北米生産が停止続出、スズキが首位級に浮上
    CP-2023-0065-33730265-thumb
    冬の朝に“ついやってしまう霜取り”がガラスを破壊する…プロが警告する最悪の習慣
    CP-2023-0065-33718454-thumb
    「焦げた匂いがしたら終わり!?」下り坂で車が突然“制御不能”になる瞬間
    CP-2023-0397-33709055-thumb
    「手を挙げる企業なし」テスラ自動運転システムの提携先が見つからない現実
    CP-2023-0186-33708571-thumb
    「マツダ2、静かな反撃」大改編なしで販売線図が動く、1.5Lが生んだ“逆転シナリオ”
    CP-2023-0397-33707062-thumb
    ホンダ「反撃の狼煙」米国EV市場でRSXが逆襲へ