ハイエースが大変身!トヨタが新たに披露したGRパーツで商用ワンボックスが驚くべきオフロード&スポーツ仕様に進化

ハイエースGRの登場?

トヨタの商用ワンボックス「ハイエースバン」

驚くべき姿に生まれ変わる

引用:トヨタ

トヨタガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)は、スポーツカーラインナップの充実と並行して、さまざまなGRパーツモデルを展開していることで知られている。最近ではハイエース(HiAce)にGRパーツを採用し、ダイナミックなスタイルを持つ商用ワンボックスが登場した。

2004年に初代モデルが発売されたH200型ハイエースは現在に至るまで大きなデザイン変更なく販売され続けているトヨタを代表する商用ワンボックスのモデルだ。2025年モデルまで同一プラットフォームを維持する予定で、GRパーツによるスタイリングアップグレードはハイエースに新たな魅力を加えると予想される。

引用:トヨタ
引用:トヨタ

 

オフロードスタイルを基調とした

ハイエースGRパーツ、バージョンI

ハイエースGRパーツはバージョンIとバージョンIIの2種類が用意され、それぞれ異なるスタイルが追求されている。バージョンIはオフロードスタイルを基調に設計され、バージョンIIはよりスポーティな印象を与えるデザインとなっている。

バージョンIの特徴は頑強なデザインだ。フロントバンパーにはボルトオン式のスポーティなインサートが追加され、LEDデイタイムランニングライトが内蔵されている。さらに、メタル調のスキッドプレートを装着し、オフロード感を強調している。サイドスカートはサイドステップとしても使用できるよう設計され、GRロゴ入りのマッドフラップが追加される。マッドフラップは赤と黒の2色から選べ、好みに応じてカスタマイズが可能だ。

引用:トヨタ
引用:トヨタ

 

スポーティな雰囲気に重点を置いた

ハイエースGRパーツ、バージョンII

GRパーツバージョンIIは洗練されたデザインが特徴となっている。フロントバンパーにはスポーティなスプリッターを装備し、サイドスカートはシンプルながらシャープな形状を維持している。リアバンパーにはミニディフューザーが採用され、より攻撃的なデザインに仕上げられている。オプションとして15インチのアルミホイールも用意され、GRロゴ入りのナンバープレートフレームも選択できる。両バージョンともデザインによる差別化を通じてハイエースの個性を最大限に引き出すことを目指している。

トヨタはハイエースGRパーツバージョンIとバージョンIIについて、それぞれ「アウトドア活動にも都市部でも映えるデザイン」、「モータースポーツへの期待感を反映させたデザイン」と説明している。さらに、「両モデルともハイエースの個性を活かしつつ、アイデンティティを維持する形でアップグレードを行った」と付け加えた。

引用:トヨタ
引用:トヨタ

 

GRパーツの価格と追加オプション

費用はどれくらい?

GRパーツの価格は選択するバージョンによって異なる。バージョンIのボディキットは23万1,000円、バージョンIIのボディキットは14万3,000円だ。さらに、完璧なスタイルを求める場合は追加オプションも用意されている。例えば、ホイールとタイヤのアップグレードは24万2,000円、マッドフラップは3万3,000円、GR盗難防止ナンバープレートフレームは1万5,510円で提供されている。

GRパーツはガズーレーシングブランド内で最もベーシックな位置づけとなっており、ハイエンドモデルのGRMNやパフォーマンス重視のGRスポーツ(GR Sport)よりも下位に位置している。興味深いのはハイエースGRパーツモデルが日本のガズーレーシング公式サイトに掲載されていない点だ。これはトヨタがハイエースを正式なGRラインナップとして認めていないことを示唆しているかもしれない。一方で、GRスポーツラインナップにはピックアップトラックのハイラックスGRスポーツ(Hilux GR Sport)が公式に含まれている。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-33443621-thumb
300万ドル超“ピンク御殿”誕生、車庫ごとブランド化する“異次元センス”が話題沸騰
CP-2024-0164-33601616-thumb
量産ラインから白い獣が出た、テメラリオ公開にざわつく
CP-2024-0164-33601703-thumb
車の下が濡れてるだけ…と思いきや“重大故障の前兆”
CP-2023-0065-33515656-thumb
「車が“まっすぐ走れない”」、米国で広がる不安、揺れるハンドルに批判殺到
CP-2024-0164-33559945-thumb
78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
CP-2023-0065-33485495-thumb
「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
CP-2023-0065-33491376-thumb
省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
Depositphotos_350505454_S
高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • アクセスランキング

    300万ドル超“ピンク御殿”誕生、車庫ごとブランド化する“異次元センス”が話題沸騰
    量産ラインから白い獣が出た、テメラリオ公開にざわつく
    車の下が濡れてるだけ…と思いきや“重大故障の前兆”
    「車が“まっすぐ走れない”」、米国で広がる不安、揺れるハンドルに批判殺到
    78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
    「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
    省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
    高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
    日本車が韓国VIP市場で存在感? アルファードとLMが高級軸を塗り替える
    アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える

    最新ニュース

    CP-2023-0065-33443621-thumb
    300万ドル超“ピンク御殿”誕生、車庫ごとブランド化する“異次元センス”が話題沸騰
    CP-2024-0164-33601616-thumb
    量産ラインから白い獣が出た、テメラリオ公開にざわつく
    CP-2024-0164-33601703-thumb
    車の下が濡れてるだけ…と思いきや“重大故障の前兆”
    CP-2023-0065-33515656-thumb
    「車が“まっすぐ走れない”」、米国で広がる不安、揺れるハンドルに批判殺到
    CP-2024-0164-33559945-thumb
    78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
    CP-2023-0065-33485495-thumb
    「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘

    主要ニュース

    CP-2024-0042-33409849-thumb
    日本車が韓国VIP市場で存在感? アルファードとLMが高級軸を塗り替える
    CP-2023-0065-33405526-thumb
    アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
    CP-2025-0019-33459374-thumb
    「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
    CP-2024-0164-33525788-thumb
    「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
    CP-2023-0397-33464621-thumb
    「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
    CP-2023-0065-33517574-thumb
    EVバッテリー“知らぬ間に劣化”、専門家が警鐘…寿命が半減する日常習慣とは