世界のカローラが大転換、13代目は「攻め」のデザインで勝負 ついにPHEVも搭載へ

フルモデルチェンジを控えたトヨタ・カローラ

PHEV仕様の発売がいよいよ迫る

デザイン刷新も大規模になる見込み

引用:YouTube チャンネル「Theottle」

ハイブリッド車で知られる日本の自動車メーカー。その中で群を抜いて1位と言えるブランドはトヨタだ。同社の世界戦略車、カローラは欧州や東南アジアはもとより、米国や中国市場でも確固たる地位を築いている。実に12世代にわたり受け継がれてきたカローラが、今や13世代目のフルモデルチェンジ版として発売を予定している。現行モデルも現代的なデザインに一新されたが、間もなく登場する新型カローラはさらにスポーティなデザインへと進化する見込みだ。

従来のセダン、ワゴン、スポーツタイプのモデルは継続されるが、ついにプラグインハイブリッド仕様が2026年に日本と北米市場に投入される予定だ。まだプロトタイプは目撃されていないものの、最近海外のレンダリングアーティストがクラウンスポーツなどトヨタの最新デザインを取り入れた次世代カローラのレンダリングを公開した。

引用:YouTube チャンネル「Theottle」
引用:YouTube チャンネル「Theottle」

トヨタの新世代デザインを採用

先進的になったフロントマスク

このレンダリングによると、次世代カローラにはトヨタの新世代デザインが採用される。長く鋭く伸びるヘッドライトとそれに接するグリルはさらにシャープになった。下部バンパーにはスポーティなエアインテークがより鋭く現代的な姿で仕上げられている。大型のバンパーグリルにはメッシュパターンが採用されている。

リアデザインはトヨタ・クラウンを想起させる仕上がりとなった。横長のテールランプが特徴的だ。サイドに向かって突き出すような形状は維持されているが、全体的にシャープになり、リアビューもスポーティな印象が強調されている。テールゲートには立体的な造形が追加され、精悍な印象が強まった。このレンダリングでは従来型のドアハンドルが使用されているが、実際に発売される新型カローラでは空力性能向上のためCピラー付近にドアハンドルを配置するなどの変更が加えられる可能性もある。

引用:YouTube チャンネル「Theottle」
引用:YouTube チャンネル「Theottle」

スポーツグレードのデザインも公開

さらに低く構えたフォルム

もう一つのレンダリングも公開された。より長くなったボディプロポーションと低重心化により、一層スポーティな走りを予感させる仕上がりとなっている。全体的なデザインは標準モデルと共通だが、グリルを中心に立体的な造形が加わり、力強さを演出している。バンパーグリルにはメッシュではなく、水平基調のパターンが採用された。

サイドのエアインテークもこれに合わせて大型化され、グリル上部を横切るライン状のランプが追加された。リアに向かって低く落ちるルーフラインにより、ボディシルエットもよりスポーティになった。リアではテールランプが標準モデルより鋭角的に変更され、車幅全体に沿って水平に延びるデザインとなった。テールゲートの張りのある造形もさらに強調されている。

引用:トヨタ
引用:トヨタ

1.5リッター直4エンジンをベースに

多彩なパワーユニットで発売予定

パワーユニットはトヨタの新世代1.5リッター直4エンジンがラインナップの中核になると予想される。自然吸気型では約128PSを発揮すると言われており、ターボ仕様は最大178PSを発揮可能だ。このエンジンは従来のガソリンモデルとハイブリッドモデルにも採用される可能性が高い。

さらに、新たに追加されるPHEVモデルでは、性能と環境性能を両立させるためガソリンエンジンに2基のモーターを組み合わせることが予想される。これにより、さらに上質な走りを実現すると期待されており、今後発売される次世代カローラの実力にも注目が集まっている。次世代カローラは2026年に日本と北米市場で発売される予定だ。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

こんなコンテンツもおすすめです

CP-2023-0065-21687349-thumb
これはポールスターか中国車か?テスラ新型モデルYの予想レンダリングが物議を醸す
CP-2023-0065-21675536-thumb
ジムニーがピックアップトラックに!?スズキが仕掛けた究極のアウトドア4WD、量産化の可能性を探る
CP-2023-0065-21233728-thumb
アメリカ製半導体を完全排除 中国EV大手が仕掛けた「自動車用半導体」の大転換、欧州勢も追随か
CP-2023-0065-21673894-thumb
日産GT-R新型、その姿はこうなる!?1000kW・フルカーボンボディの「ハイパーフォース」が示す進化の方向性
CP-2023-0065-21684108-thumb
米ホンダCEOが衝撃発言!日産アルマーダベースの「ガチ系」大型SUVを投入か、パイロット超えの存在感
CP-2023-0065-21620288-thumb
BYDの新型セダン「シール05」が韓国上陸へ!テスラの2倍のシェアを持つ中国最大手が放つ190万円台の本気度
CP-2023-0065-21679250-thumb
クラウンの70年目の挑戦に込められた意味とは 「もしオープンカーだったら」を形にした、大胆不敵な一台が誕生
CP-2023-0065-21622766-thumb
交通マナー改善へベトナムが超強硬策、違反通報で報奨金支給&信号無視は12万円の重罰へ
  • アクセスランキング

    これはポールスターか中国車か?テスラ新型モデルYの予想レンダリングが物議を醸す
    ジムニーがピックアップトラックに!?スズキが仕掛けた究極のアウトドア4WD、量産化の可能性を探る
    アメリカ製半導体を完全排除 中国EV大手が仕掛けた「自動車用半導体」の大転換、欧州勢も追随か
    日産GT-R新型、その姿はこうなる!?1000kW・フルカーボンボディの「ハイパーフォース」が示す進化の方向性
    米ホンダCEOが衝撃発言!日産アルマーダベースの「ガチ系」大型SUVを投入か、パイロット超えの存在感
    BYDの新型セダン「シール05」が韓国上陸へ!テスラの2倍のシェアを持つ中国最大手が放つ190万円台の本気度
    クラウンの70年目の挑戦に込められた意味とは 「もしオープンカーだったら」を形にした、大胆不敵な一台が誕生
    交通マナー改善へベトナムが超強硬策、違反通報で報奨金支給&信号無視は12万円の重罰へ
    自動運転×次世代照明で魅せる未来のEV!韓国・LGイノテック、CESでADAS搭載の革新的コンセプトカーを初公開
    ポップアップライトが電動スライド式で復活!?ホンダ0サルーン&0 SUVプロトタイプ、2026年北米デビューへ

    最新ニュース

    CP-2023-0065-21687349-thumb
    これはポールスターか中国車か?テスラ新型モデルYの予想レンダリングが物議を醸す
    CP-2023-0065-21675536-thumb
    ジムニーがピックアップトラックに!?スズキが仕掛けた究極のアウトドア4WD、量産化の可能性を探る
    CP-2023-0065-21233728-thumb
    アメリカ製半導体を完全排除 中国EV大手が仕掛けた「自動車用半導体」の大転換、欧州勢も追随か
    CP-2023-0065-21673894-thumb
    日産GT-R新型、その姿はこうなる!?1000kW・フルカーボンボディの「ハイパーフォース」が示す進化の方向性
    CP-2023-0065-21684108-thumb
    米ホンダCEOが衝撃発言!日産アルマーダベースの「ガチ系」大型SUVを投入か、パイロット超えの存在感
    CP-2023-0065-21620288-thumb
    BYDの新型セダン「シール05」が韓国上陸へ!テスラの2倍のシェアを持つ中国最大手が放つ190万円台の本気度

    主要ニュース

    CP-2023-0065-21540040-thumb
    自動運転×次世代照明で魅せる未来のEV!韓国・LGイノテック、CESでADAS搭載の革新的コンセプトカーを初公開
    CP-2023-0065-21617386-thumb
    ポップアップライトが電動スライド式で復活!?ホンダ0サルーン&0 SUVプロトタイプ、2026年北米デビューへ
    CP-2023-0065-21562959-thumb
    「アメリカ販売80%減の衝撃」老舗クライスラー、窮地からの復活なるか?新型SUV投入で巻き返しへ
    CP-2023-0096-21537327-thumb
    ソニー×ホンダの最強タッグ、483馬力の電気フラッグシップ「アフィーラ1」ついに予約開始!3年間無償の自動運転機能も搭載
    CP-2023-0096-21507155-thumb
    マツダが満を持して国内EV本格参入へ 岩国市に新バッテリー工場、2027年までに独自プラットフォーム完成
    image
    夢のスーパーカー購入で後悔!?所有者たちが明かす「知られざる不便な実態」とは