「EVは退屈」とは言わせない! 日産リーフNISMO、パドルで減速まで操れる

引用:日産
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日産は、自社の代表的な電気自動車「リーフ」に走りの魂を吹き込んだ高性能モデル「リーフNISMO」を発表した。7月22日に発表と同時に販売を開始したこの車両は、新たに登場した第3世代リーフを基に、日産の高性能ブランドNISMOが手を加えた作品だ。

コンセプトは「駿足のインテリジェントスポーツクロスオーバー」。名前の通り、速い足と賢さを兼ね備えた電気クロスオーバーを目指している。実用的な電気自動車と見なされていたリーフが、刺激的な走行感覚を持つモデルに生まれ変わった。実際に発表直後から試乗を希望する問い合わせが殺到するなど、熱気が高まっている。電動化時代にも運転の楽しさを諦められない人々にとって、嬉しい選択肢が一つ増えたことになる。

NISMOは日産のモータースポーツの遺産を担ってきた高性能ブランドであるため、その名前が付いただけでも期待を集めるに十分だ。大衆的な電気自動車の代名詞であったリーフがスポーツの衣をまとったという点で、今回のモデルが持つ象徴性も小さくない。では、リーフNISMOは既存のリーフと何が違い、どんな魅力を持っているのか?

リーフNISMOはバッテリー容量と性能に応じて大きく二つに分かれる。まず「B5 NISMO」は最高出力177PSに最大トルク345Nmの力を発揮し、55kWh容量のバッテリーを搭載している。日常的な走行に不足はなく、NISMOらしい軽快さを味わえる仕様だ。

引用:日産
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ここから一段階進んだのが「B7 NISMO」シリーズだ。最高出力は218PS、最大トルクは355Nmまで引き上げられ、バッテリーも78kWhと一層余裕が生まれた。より強力な力と長い走行距離を求める人々をターゲットにしたわけだ。二つの仕様とも電気モーター特有の瞬時の応答性を基に、停止状態からスムーズに加速する感覚を提供する。

ここに三つのドライブモードも用意された。快適なSTANDARDと効率重視のECOはもちろん、NISMO専用に特別に調整されたSPORTモードまで備え、状況や好みに応じて走行性格を変えることができる。減速時にエネルギーを回収する程度を指先で調整する回生ブレーキコントロールパドルも加え、運転の楽しさを一層引き立てた。このパドルを活用すればブレーキペダルを踏まずに減速を細かく扱うことができ、まるでマニュアルトランスミッションを扱うような能動的な走行が可能になる。単に速いだけの電気自動車ではなく、運転者が車を「操る」楽しさまで配慮したわけだ。

リーフNISMOは走行のためのハードウェアにも力を入れた。タイヤは高性能タイヤで名高いミシュラン「パイロットスポーツ5」を履き、ホイールはエンケイが製作した軽量高剛性19インチアルミホイールを装着した。軽くて堅固な足元が、しなやかな走行感覚の基盤となる。車体サイズは全長4,415mm、全幅1,810mm、全高1,550mmで、ホイールベースは2,690mmだ。

参考までに、先進運転支援システム「プロパイロット2.0」を搭載した車両は全高が1,565mmと少し高くなる。クロスオーバーらしい実用的な比率に、スポーティな感覚を加えた姿だ。価格は税込みでB5 NISMOが660万1,100円、B7 NISMOが695万2,000円だ。さらに高性能シートで有名なRECAROシートを追加したB7 NISMO仕様は722万7,000円に達する。

引用:日産
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ただし展示車両は日産モータースポーツ&カスタマイズNISMO事業所(横浜市鶴見区)やNISSAN CROSSING銀座など一部拠点に限られており、注文後の納車までにはおおよそ3〜4か月かかると伝えられている。実物に触れることができる場所が多くないにもかかわらず試乗の問い合わせが相次いでいる点は、それだけこの車両への関心が高いことの証拠だ。高性能電気自動車に飢えていたファンの期待がそのまま反映された結果と言える。

まとめると、日産リーフNISMOは実用的な電気自動車にスポーツ感覚を加えた、異色の電気クロスオーバーだ。177PSのB5から218PSのB7まで二つの仕様で選択の幅を広げ、ミシュランタイヤとエンケイホイール、NISMO専用SPORTモードなど走行のための要素をしっかりと整えた。電動化が主流となる中で、ともすれば味気なくなりがちな電気自動車市場に、運転の楽しさというテーマを投げかけたわけだ。

発表と同時に試乗の問い合わせが殺到したという事実は、それだけこのような感情的な電気自動車に対する渇望が大きいことの証拠でもある。効率と実用性だけを前面に出した電気自動車が溢れる中で、刺激的な走行を求める需要は依然として明確に存在する。もちろん660万円を超える価格は軽々しく近づける水準ではない。

ただしNISMOという名前の価値とそれに見合った性能を考慮すれば、マニアたちの心を掴むには十分に見える。何より実用性と運転の楽しさという、相反しがちな二つの価値を一台に詰め込んだという点がこの車両の魅力だ。電動化時代にも運転の楽しさを手放さないという日産の試みが、市場でどのような反響を呼ぶのか注目される。

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